本セミナーは、経営管理大学院と建国大学の第1回合同セミナーとして開催され、「Creativity(創造性)」をキーワードに3つのセッションに分けて、日韓双方4名ずつ研究発表を行いました。

セミナーに先立ち、小林 潔司 院長から東日本大震災における韓国からの多大な支援に関し、感謝の意が述べられました。

Session1 は”Creative City”をテーマとし、経営管理大学院からは小林 潔司 教授(院長)とGautam Ray教授が、起業的都市政策と地域学習ガバナンス・創造的都市の基盤についての講演を行いました。このセッションで盛んに議論されたのは、歴史的に見て都市としての創造性はどう育まれてきたのか、さらにそれをこれからどのように維持・発展していくのか、企業的精神に基づく自発的な組織化を如何に促進していくのか、といった点でした。

Session2は“Creativity in Organizations”というテーマに即して、前川 佳一 特定准教授が組織内での革新的思考の維持について発表しました。これは日本の電機会社の事例をまとめたものでしたが、韓国側の参加者から、韓国での事例紹介などのレスポンスがありました。

Session3は”Creative Business and Management”のテーマのもと、原 良憲 教授が日本老舗の創造性と持続可能性についての講演を行いました。日本らしさや、京都と大阪の老舗の経営思想の違いが大変興味深いものであったようで、韓国における老舗の定義や日韓の比較などにも議論が及びました。

全セッション8名の発表や質疑応答はすべて英語で行われましたが、出席した双方の教員のみならず、学生や企業関係者からも活発に質疑応答が行われました。創造性によってもたらされるビジネス経済発展・持続可能性は、日韓両国の最大の関心事といってよく、実りの多いセミナーとなりました。このように、本年のセミナーは盛会のうちに終了しましたが、来年度、第2回合同セミナーを本大学院で 開催することが決まっています。また、老舗やビジネスモデルなどについての共同研究の可能性も議論されるなど、発展が大いに期待できる大学間連携となりました。

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京都の老舗とおもてなしについて語る原 良憲 教授

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建国大学副学長(左)と本学参加者

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会場の様子

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