大阪国際会議場において、経営管理大学院および日本公認会計士協会近畿会/京滋会/兵庫会の主催により、シンポジウム「これからの会計専門職教育~会計教育のグローバルスタンダードとは?~」を開催しました。協賛は、みずほ証券株式会社、「会計専門職の学び直しを支援する短期集中教育プログラム」(文部科学省委託事業)です。

本シンポジウムは、国際会計(IFRS)の導入や内部統制報告制度への対応など、公認会計士が担う役割が激変するなか、今後の会計専門職向けの教育の在り方や会計士に求められる資質、高等教育機関の役割等について、多角的に議論することを目的としたものです。

経営管理研究部 澤邉紀生 教授の進行のもと、前半では、同研究部 徳賀芳弘 教授の開会挨拶に続き、日本公認会計士協会 増田宏一 前会長により、「国際財務報告基準(IFRS)の導入と会計専門職の育成」と題した基調講演が行われました。

基調講演では、わが国の経済の将来展望を踏まえ、会計基準や監査基準、倫理基準の国際化をめぐる近年の動向に触れたうえで、会計専門職教育の重要性や今後の課題について意見が述べられました。

続いて、仰星監査法人・日本公認会計士協会 澤田眞史 理事より「会計専門職に求められる資質~実務家の視点から~」、あらた監査法人・日本公認会計士協会本部 加藤達也 常務理事より「国際教育基準(IES)を踏まえた会計専門職教育」、甲南大学会計大学院 河﨑照行 院長より「大学および会計大学院における会計専門職教育のあり方」と題し、それぞれの立場より問題提起がなされました。

後半は、コーディネーターの澤邉教授の進行のもとパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションは、事前に聴取した会場からの質問を踏まえたもので、 「自分で考え判断できる会計士の養成方法」や「会計士のキャリアトラックの多様化」をテーマに、その必要性や具体的な方策、また大学等教育機関に求められる役割、英語教育の重要性、待機合格者の問題等について、活発に議論が交わされました。

ディスカッション終了後は、日本公認会計士協会近畿会 小川泰彦 会長により閉会の挨拶が行われ、その中で会計士試験の制度変更にともなう問題について言及されるなど新たな課題提起もなされました。

当日、会場には公認会計士や学生等約70名が参加し、盛会のうちに終了しました。

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増田前会長による基調講演

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会場の様子

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