イベント

イベント告知 教員主催/研究会講演等 2022.09.26 (月)

演劇的アントレプレナー・ワークショップ「死を演じること=生を享受すること」

日時:2022.10.21 (金) 18:30 - 21:30

場所:京都大学吉田キャンパス総合研究2号館3階 講義室2

【イベント番号】
20220041

※経営管理大学院学生へ:このイベントはポイント付与対象です。
<ポイント付与条件>
事前にGoogleフォームから参加申し込みのこと。原則として会場にて開始から終了まで参加のこと。(途中入退場不可)


【概要】
「死は他者のうちにのみ現前している」(レヴィナス, 『全体性と無限』)

私たちは、いつも死んでいく人々を見送る側にいます。それは私たちが生きているからに他ならないのですが、そのたびに、私ではなく「あの人」が死んでいった事実を、私は負います。死は私にとっては、決して現在形で体験することのない何かであり、いつも、他者を通じてしか私たちは死を目の当たりにできません。アントレプレナーシップが、主に個の生き方のある種の性質であるとするならば、死をめぐる議論を避けて通ることはできないはずです。実際、第二次世界大戦や悲惨な社会政治状況下を生き残った/生き延びてしまった多くのアントレプレナーらは、他者の死を負い、経済的な活動や社会的活動を通して、生を紡いできました。また、企業の倒産や廃業はしばしば人の死に喩えられてきました。私たちは、私たちや、身近な人々や、どこか遠くの誰かの死をどのように演じることができるのでしょうか。そして、死を演じることは、どこまでいっても到達しない自己の死や、他者に対して、どのように接近することを可能にするのでしょうか。このワークショップでは、個人の経験に基づく死やイマジナリーな死を題材に、生と死を考えます。

【講師】
田中 秀彦 氏
成安造形大学空間デザイン領域 准教授
専門:舞台衣装/舞台演出/身体表現

【開催場所】
京都大学吉田キャンパス総合研究2号館3階 講義室2

【対象】
京都大学学生、教職員、一般

【担当教員】
特定助教 柳 淳也

【参加費】
不要

【申し込み方法】
下記Googleフォームからお申し込みください。締め切り:9月19日(水)23:59
https://forms.gle/35was1EtJDyKEsTn7
定員に達した場合は、早く締め切る場合があります。

【問い合わせ先】
京都大学経営管理大学院 特定助教 柳淳也
yanagi.junya.7y*kyoto-u.ac.jp(*を@に変えて送信してください)