京都大学経営管理大学院・経済学研究科は、2019年6月15日、総合研究2号館3階マルチメディア講義室にて第76回京都管理会計研究会を開催しました。本研究会は、研究者・実務家・院生を対象に管理会計研究の最先端の研究成果について知見を共有することを目的にしております。
当日は、王博氏（京都大学大学院経済学研究科博士後期課程）より、「継続的適用に向けたマテリアルフローコスト会計（MFCA）の理論と実践の展開」と題し、日本の代表的な環境管理会計手法となっているMFCAについて、その継続的適用を阻害する要因やMFCA自体のもつ問題点を先行研究にもとづいて考察した結果が示されました。

参加した約15名の研究者・院生や実務家などと講演者との間で活発に議論が交わされ、盛会のうちに終了しました。