イベント報告アーカイブ

2014.11.04

H26.9.24-26 ベトナム交通通信大学にて、道路インフラアセットマネジメント及び交通計画に関するサマーコースを開催しました

平成26年9月24日~26日に、ベトナム交通通信大学(University of Transport and Communications: UTC)において、道路インフラアセットマネジメント及び交通計画に関するサマーコースを開催しました。

道路インフラアセットマネジメントコースでは、アセットマネジメントシステムに関する国際規格であるISO5500Xが本年1月に発行されたことを踏まえ、アセットマネジメントの各構成要素に関する講義、また、舗装のアセットマネジメントシステムである「京都モデル」の実務演習とも、実務に即した講義カリキュラムとなりました。本コースでは、本大学院から小林潔司教授、河野広隆教授、田村敬一特定教授、青木一也客員准教授、工学研究科から大津宏康教授が講師として参加しました。さらに、大阪大学から貝戸清之准教授、舗装マネジメントを専門とする土木研究所の久保和幸上席研究員、大有建設の中西弘光氏を講師として迎えるとともに、ベトナム側からは2名が講師として参加し、合計16コマに及ぶ講義を実施しました。

交通計画に関するサマーコースは、都市経済学や費用便益分析の基礎知識、交通計画を実践するために必要な知識を提供することを目的として実施しています。本大学院から小林潔司教授、石原克治特別教授、金広文特定准教授、工学研究科から松島格也准教授が講師として参加しました。また、現地に則した講義を行うため、ベトナム側からベトナム交通省のLy Huy Tuan氏,ベトナム交通通信大学からNguyen Trong Hiep氏を本サマースクールの講師として迎えると同時に、交通システムを専門とする日本コンサルタント株式会社の細見昭氏を講師として迎え、三日間合計で15コマの講義を実施しました。本サマーコースには、ベトナム交通省関係者、UTCの若手講師、学生ら100名以上が参加し、盛会のうちに終了しました。

これら2つのサマーコースは来年度以降も継続して実施していく予定です。

①開会の挨拶を行う小林潔司教授-1  ②道路インフラアセットマネジメントサマーコースの会場の様子
 開会の挨拶を行う小林潔司教授  道路インフラアセットマネジメントサマーコースの会場の様子
③講義を行う田村敬一-特定教授  ④講義を行う石原克治特別教授 
 講義を行う田村敬一-特定教授  講義を行う石原克治特別教授
⑤修了証書を受けとる受講生 ⑥集合写真
修了証書を受けとる受講生 集合写真
⑦講師の集合写真  
講師の集合写真