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2016.10.26

【報告】2016年度の事業化実践教育の第1回目報告

2016年度GTEP-BC

第1回 実施報告

 

2016年10月22日(土)、今年度の事業化実践教育がスタートした。昨年度に引き続き、今年度もモジュールBとモジュールCの合同開催。今年度は、社会人9名、学生19名の総勢28名が参加した。場所は、国際科学イノベーション棟4階。%ef%bc%91

GTEP運営にご協力いただいているQUANTUM社の金さん、香川さんがファシリテーターとなり、第1回スタート。金さんより、事務局やメンター、外部講師等について説明があり、続いてBC責任者の木谷先生からご挨拶。プログラムの目的や狙い、支援体制について説明があった。

司会を香川さんにバトンタッチし、まずは、アイス・ブレイキングのためのウォームセッションということで、お題トーク=自己紹介セッション。A4用紙とペンが参加者に配られ、各自氏名と所属、GTEPにおける野望を記入。その後、近くの人とペアになり、双方自己紹介。これを3回繰り返した。1回2分と短いものだが、このセッションで皆の緊張はほぐれた様子。

ここで一旦休憩を挟み、その間に参加者の関心領域(ヘルスケア、サステナビリティ、金融など)を基に組み上げられたチーム毎に席替え。各チーム、文系・理系、社会人・学生、男性・女性と、多様性が重視されている。次のセッションはウォームアップセッションその2。マシュマロ・チャレンジ。デザイン思考の本場、スタンフォード大学IDEOでも実施されているアクティビティ。参加者の各テーブルには、スパゲッティ20本、マシュ%ef%bc%92マロ1個、紐90cm、テープ90cmが準備された。各テーブルの4人がチームとなり、配布されたものを使って、できるだけ高い位置にマシュマロを保持することを競い合う。スパゲッティでピラミッドを作って、その頂点にマシュマロを置いても良いし、別の形にしても良い。とにかく、配布されたもの以外を使わなければ、何をやっても構わな い。とにかく、高いところを目指すのみ。昨年度に続き、今年度も天井から紐をぶら下げてマシュマロを吊り下げるチームが複数出現。結局、優勝はその中のチーム。毎年、何かしら新しい発想に驚かされるが、今年はテーブルを倒し、起点となるパスタの位置を低くし、かつパスタをより安定して固定できるようにしたチームがあった。%ef%bc%93

2つのセッションで、すっかりウォームアップができあがった後は、過去GTEP参加者のベンチャーの紹介。まず、2014年度参加の福谷直人 さん。彼はバックテック株式会社を設立CEOである同時に、理学療法士でもある。バックテックは、腰痛持ちを対象にしたソフトウェアアプリを開発。研究室の先生に勧められてGTEPに参加し、当初参加したときは、経営のことは全く分からない状態であったが、わずか2年で製品を上市し、VCからの資金調達を実現している。残念ながら、非常に多忙な毎日を送っており、今回はビ デオメッセージ。

%ef%bc%94福谷さんに続いては、昨年度参加の飯尾英晃さん。彼は元々メーカーの経理職であったが、起業したいとの想いから会社を辞めてGTEPに参加。彼が設立した株式会社UTSUWAは、一人で楽器を楽しむ大人をメインターゲットにカホン(打楽器)を自動で演奏してくれるロボットを開発。GTEP参加当時は、ものづくりに関するスキルは皆無であったが、半年足らずでロボットを製作し、プログラムを書き上げるまでになった。実際にプロトタイプを使って、ギターとカホンで演奏を披露してくれ、参加者は興奮気味。続く質疑応答では活発な議論がなされた。

2社のプレゼンで参加者の気持ちがのったところで、京大技術シーズの紹介へ。京都大学100%小会社VCである京都大学イノベーションキャピタルのキャピタリスト五ノ坪さんから、約20件の技術シーズが紹介された。しかし参加者は紹介された技術に拘る必要は無く、これらはあくまでも参考のため。実際は、ニーズ・ドリブンで製品・サービスのアイディエーションを実施し、そのアイデアを実現する技術を探しに行く。%ef%bc%95

この後は、QUANTUM金さんからGTEP全体の流れ、各回の狙い、学習内容、またQUANTUM社の取り組みについての紹介があり、クロージング。

次回は来週土曜日(10/29)で、講師は、株式会社リ・パブリック共同代表の田村大さん。トレンド分析、シナリオライティングについての講義とワークショップを実施してくださる予定。次回に向けて、さっそく宿題が出された。未来洞察カードを読んで新たな視点を獲得し、それを「What if?(もし、XがYしたら?)」というフレーズ(例:もし、「健康管理(X)」が「法律で義務化(Y)」されたら?)に置き換えるという、なかなかタフな内容。