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PROGRAM プログラム概要


モジュールC 事業化実践教育(健康産業・医療機器)


健康産業・医療機器における事業創造に特化し、
外部とのインタラクションを通じてビジネスモデル仮説を進化させる実践的教育プログラムを提供します。

健康産業・医療機器を特に重視する理由

  • 1. 京都大学は医学領域での高度人材を数多く有していること。
  • 2. 健康産業・医療機器産業は、我が国の医学、高度医療とものづくり力の両方を生かしたベンチャー創出が可能な分野であると考えられること。
  • 3. 国家目標との整合が見込めること(注1)
  • 4. グローバルな成長が見込める産業であること(注2)

(注1)経済産業省は、健康産業分野における市場規模を現在の4兆円から10兆円にまで拡大する目標を掲げている(「次世代ヘルスケア産業協議会中間とりまとめの概要」)。また、医療機器産業の国内市場規模は平成23年で2兆3,860億円に対し、輸入1兆584億円、輸出額4,809億円と大幅入超となっており、厚生労働省は、2030年までに国内での海外依存度を30%以下、海外への輸出額を対2011年比で倍増することを目標としている(「医療機器産業ビジョン2013」)。

(注2)医療機器の海外市場規模は2012年3078億ドルから2017年4345億ドルを見込む(「Worldwide Medical Market Forecasts to 2017」)。

本プログラムでは、モジュールB(事業化実践教育)と同じアプローチにより、
ビジネススクールの大学院生、医学研究者、医療従事者および
社会人とチームアップを行い、臨床現場ニーズ・健康関連ニーズの発掘、把握、探索、
ビジネスモデルの仮説構築(製品・サービスコンセプトの概念設計・知財戦略の立案を含む)
及び実証プロセスを行います(潜在的な競合企業への提案、ヒアリング等を含む)。

健康産業・医療機器分野に必要な基礎知識の習得については、メンタリング、
あるいはモジュールD(事業化プラットフォーム)における講義やコーチングにより適時カバーする予定です。

支援体制

支援体制

平成27年度のモジュールC:
事業化実践教育(健康産業・医療機器)

ポスターはこちらをクリックしてください。
昨年度と同じく、モジュールB(事業化実践教育)との共同実施です。

平成27年度の予定

年度からの大きな変更点は、中間ポイントでスクリーニングが行われ、事業性の低いテーマ(チーム)は脱落する点と、
モジュールDとして3Dプリンターやレーザーカッターなどを備えた
ファブリケーション・スタジオ(Kyoto University Entrepreneur Platform)が7月にオープンし、
より質の高いWorking Prototypingが実施できるようになった点です。

受講数

31名(理系院生・研究者11名/文系院生7名/社会人13名)

参加社会人の勤務先

富士通 / 三菱商事 / あずさ監査法人 / 東芝 / ARTLOGUE / 日新 / 千總 / 日本総合研究所 / 他

事業テーマ

参加者31名は7チームに分かれ、以下7つの事業テーマでビジネスモデルの構築に取り組みます。
太字は、健康産業・医療機器に関連する事業テーマです。

遠隔診療対応の家庭血圧管理システム / 病気の自己診断システム / ポータブル 髪の毛 健康チェッカー / 統計的音響信号処理 /
低分子量成分の選択的透析方法 / 科学を食べるサイエンスレストラン@附属農場 / アートのサービス・イノベーションの創出

遠隔診療対応の家庭血圧管理システム
シードホルダーは、医療経済学分野に在籍する内科医。カメラ機能付き血圧計補助装置と自動解析・診断機能プログラムを用いて、主に高血圧患者を対象とした遠隔医療サービスを提供する。
病気の自己診断システム
シードホルダーは、情報学研究科に在籍する大学院生。ビッグデータを活用し、機械学習と集合知を用いた推薦アルゴリズムにより、仕事等で忙しくなかなか病院に行けない患者に、正確な医療情報(疾患情報、病院情報、治療情報)を提供するアプリケーションを提供する。
ポータブル 髪の毛 健康チェッカー
シードホルダーは、生命科学研究科に在籍する大学院生。毛髪中のミネラル・ホルモン量を測定することで、簡単に健康状態を知ることができる非侵襲な医療機器(健康チェッカー)を提供する。

27年度のスケジュール

第1回 10月18日(土)
  • Introduction
  • Team Up
  • World Café
第2回 10月17日(土)
  • Design Thinking講義
  • Rapid Prototyping実習
  • Prototyping講義
  • Ethnography Targeting
第3回 10月31日(土)
  • Ethnography実習
  • チーム作業
第4回 11月21日(土)
  • Business Model Canvas講義
  • Working Prototype講義(3Dプリンター、レーザーカッターなど)
  • Lean Canvas発表
第5回 12月5日(土)
  • Lean Canvas発表
  • チーム作業
第6回 12月19日(土)
  • 中間スクリーニング
  • Working Prototype製作
第7回 1月16日(土)
  • Lean Canvas発表
  • チーム作業
第8回 2月10日(水)
Demo Day

実施報告

各回の詳細内容は以下をクリックしてください。
第1回
第2回
第3回

平成26年度のモジュールC:
事業化実践教育(健康産業・医療機器)

ポスターはこちらをクリックしてください。
モジュールB(事業化実践教育)と共同で実施しました。
大学院生、研究者、社会人から成る39名の受講生が9つのチームに分かれ、以下9つの事業テーマに取組みました。

9事業テーマ(太字は健康産業・医療機器テーマ)

労働者ヘルスマネージャー / 未来の窓 / カスタムメード型医療機器 / ポータブルエアシャンプー / 珪藻(SEED BANK) /
テーラーメード型健康予防システム / 植物工場向け新規光源の開発 / 都市気象に着目した周密気象観測に基づくマーケティング /
バイオミミクリー

26年度のスケジュール

10月18日(土)
  • イントロダクション
  • Design Thinking FrameworkおよびPrototyping概論
  • Customer Developmentおよび9Boxの説明
  • 医療・ヘルスケアに関する知的財産、法規制について講義
10月25日(土)
  • アイデア発表およびチーム編成
  • Ideation
  • PhilosophyおよびVisionの絞り込み
  • Ethnography Targeting
11月8日(土)
Ethnographyの結果の共有・レビュー
11月22日(土)
中間レビュー
11月29日(土)
Prototypingについて説明
1月17日(土)
中間レビュー
2月10日(火)
Demo Day
2月11日(水)
シンポジウム

健康産業・医療機器分野のチームに対しては、上記スケジュールのレビューとは別に医学研究科での検討会を開催し、
薬事法や知的財産権など、より専門的な視点からメンタリングを行いました。
また、医学研究科の有する人的ネットワークを活かし、医療従事者へのヒアリングの機会や、
工業技術研究院(台湾)の医療領域における新事業創出の専門家のメンタリングの機会を提供しました。

各チームが練り上げたビジネスプランを審査し、賞を選出

2月10日のデモデイでは、各チームが練り上げたビジネスプランを、
国内外のベンチャーキャピタリストや新事業創出の専門家の方々8人に審査していただき、優勝、準優勝、GTEP賞を選出していただきました。
結果は以下です。

優勝
チーム5:SEED BANK
準優勝
チーム1:Happy Valley
GTEP賞
チーム4:在宅ビューティ・ エステドライヤー

準優勝チーム「Happy Valley」は、年代問わず多くの方々が悩みを抱える腰痛に狙いをつけ、
それを手軽に解消できるアプリを中心としたサービスのビジネスプランを発表しました。
以下は、そのビジネスモデルキャンパスです。

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