2年コース

このコースは本大学院の標準的なコースで、4つの教育プログラムの中から1つのプログラムを選択し、それぞれの履修モデルに従い、授業を選択していく事になります。
このコースでは、筆答試験を中心とした一般選抜入試の他に、社会人としての職業経験を重視して選考を行う特別選抜入試があります。

2年コースの概要


・標準修業年限は2年間で、修了に必要な単位数は42単位です。
・入学時期は4月です。
・修了にあたっては、1つの教育プログラムを選択したうえで、以下のとおり単位を取得する必要があります。
・各半期に履修できる単位の上限は24単位とします。(年間での上限は48単位となります。)
・2年次進学要件は「基礎科目及び専門科目を16単位以上修得(ただし、基礎科目は10単位以上を含む必要がある)」となっています。
・基礎科目については、定期試験とは別にアチーブメントテストを後期に実施し、履修登録をして単位取得に至らなかった者については追試合格として単位を認定します。
・修了要件として、修士論文の提出は必要ありません。
・科目等履修生、特別短縮制度(+MBA)等の活用により、2年次進学要件を満たしたうえで入学した者については、修学期間を1年に短縮して修了することができます。

 ポイント制
特別講演、留学及びインターンシップ等に参加、または学会及び研究会での発表した実績に応じたポイントを20ポイント以上獲得することを、ワークショップⅡについて単位修得するための必要条件とします。

 

 

2年コースの修了要件


基礎科目 16単位以上(ただし、各プログラムの指定する科目の中より10単位以上の修得が必要)

専門科目 14単位以上(ただし、各プログラムで指定された科目の中より8単位以上の修得が必要)

実務科目 8単位以上(ただし、各プログラムで指定された科目の中より4単位以上の修得が必要) 
     
※インターンシップは「実務科目」の1つとして提供されます。

発展科目 2科目4単位以上(ただし、選択したプログラムのワークショップⅠとⅡを必修とします) 
     
※最大2つのワークショップの受講が認められます。

また、専門科目及び実務科目における、各プログラムで指定された科目12単位以上のうち、英語で開講される科目の中より4単位以上の修得が必要。

未来に飛躍する4つのプログラム


日本経済の現状において、時代の要請に即した緊要かつ緊急に必要とされる領域に対応するため常に教育プログラムを見直しています。
2010年度より「サービス&ホスピタリティ」プログラムを新設し、2011年度より「ファイナンシャルリスクマネジメント」プログラムと「ファイナンス・会計」プログラムを新たな「ファイナンス・会計」プログラムに再編しました。
更に2014年度より「事業創再生マネジメント」プログラムを「ビジネス・リーダーシップ」プログラムに再編、2018年度より「サービス価値創造」プログラムを「サービス&ホスピタリティ」プログラムに再編し、4つの教育プログラムを提供しています。 
2年コースにおいては、学生はいずれかのプログラムを選択し、各プログラムの履修モデルに沿った授業を受講することになります。

ビジネス・リーダーシッププログラム
先行き不透明な組織、事業環境や世界的規模での競争が激化する市場において複雑な情報を処理し、リスクをとった意思決定を迅速に実行できるリーダーを育成します。ケース・スタディやディスカッションを中心に理論と実践を融合した教育を目指します。  

 基礎科目 ミクロ経済、組織行動、経営戦略、マーケティング、会計学  
 専門科目 Strategic Management : Case Analysis、Strategy & Practice for Global Open Mkt.、Corporate Governance、問題解決思考、人的資源管理論、リーダーシップ論、ビジネスエシックス、Firms & Industrial Organization in Japan、パブリック・リレーションズ論、Business and Government from a Global Perspective、Business Development、Corporate Strategy and Organization、アントレプレナーシップとファイナンス 
 実務科目 マーケティングリサーチ、M&A実践論、企業金融のフロンティア、サプライ&デマンドチェーン・マネジメント、価値マネジメント:戦略、リスク、財務、Turnaround Managemen、企業金融とマネジメント、研究・事業開発マネジメント、現代マーケティング

 

サービス&ホスピタリティプログラム
サービス産業の生産性向上や製造業を含めた産業の高付加価値化、価値持続化を目指すプログラムです。総合的なホスピタリティ経営、サービスデザイン、公共インフラ経営などの能力開発により高度サービス化社会をけん引する人材の育成を図ります。

 基礎科目 組織行動、経営戦略、マーケティング、会計学、統計分析
 専門科目 Inter-cultural communication、Transportation and Logistics Management、人的資源管理論、ビジネスエシックス、サービス経営論、サービス(無形資産)会計、パブリック・リレーションズ論、サービスモデル活用論、サービス創出方法論、Organization and Management、Business Modeling and Design 、おもてなし経営論、サービスファイナンス論、Global Tourism & Hospitality Management
 実務科目 サプライ&デマンドチェーン・マネジメント、ツーリズム産業論、グローバルロジスティクスと海運、ビジネスコンサルティング実務、研究・事業開発マネジメント、国土・地域ソーシャルキャピタル論、サービス産業事例分析、グローバルロジスティクスと貿易、価値共創型IT活用論、エンタティメントビジネス・マネジメント、Strategic Service Management 、製造業のサービス化と価値創造、まちづくりとまち経営、ソーシャル・イノベーション事例分析、京都観光・文化論、デスティネーション・マネジメント論、ホスピタリティ・イノベーション- 俯瞰型人材育成 -


プロジェクト・オペレーションズマネジメントプログラム
国際的な大規模なプロジェクトや新規技術開発など、特定の目的を達成をめざして結成されるプロジェクトに対応するプログラムです。現代のビジネスにおいて大変重要なプロジェクトを経営管理できる人材を目指し、財務管理や戦略・組織管理などの能力を身に着けます。

 基礎科目 ミクロ経済、経営戦略、会計学、統計分析、プロジェクトマネジメント
 専門科目 Overseas Project Management Seminar、Applied IO Analysis of Econ & Mgt.、Fundamental IO Analysis of Econ & Mgt、問題解決思考、Transportation and Logistics Management、Policy Evaluation、人的資源管理論、リーダーシップ論、ビジネスエシックス、Maintenance&Management of Infrastructure、クリティカル・シンキング、パブリック・リレーションズ論
Environmental Challenges and Business、エネルギービジネス展開論
 実務科目 公共資産会計論、環境経営、Supply Chain Management、Contract Management、Disaster Prevention&Recovery Management、グローバルロジスティクスと海運、研究・事業開発マネジメント
国土・地域ソーシャルキャピタル論、グローバルロジスティクスと貿易、Project Finance、Risk Management & Finance、International Mega Project Management、まちづくりとまち経営、Inside Investment Bank - Basics to Business Practice -

 

ファイナンス・会計プログラム
ファイナンス分野(財務)と会計分野との両分野にまたがる人材を育成します。経営財務や金融市場に関する知識と分析、金融商品の設計能力などから金融に関するリスクを総合的にマネジメントできる能力を身に着けます。

 基礎科目 ミクロ経済、経営戦略、会計学、ファイナンス、統計分析
 専門科目 証券投資論、企業分析、Financial Management、金融論、ファイナンス工学、会社法、Strategic Management : Case Analysis、数理ファイナンス、Corporate Governance、財務会計、管理会計、最適化、計量経済学、コーポレートファイナンス、人的資源管理論、ポートフォリオ理論、ビジネスエシックス、サービス(無形資産)会計、International Accounting、パブリック・リレーションズ論、公会計論、デリバティブ論、Accounting、Venture Creation and Financing、アントレプレナーシップとファイナンス
 実務科目 M&A実践論、企業金融のフロンティア、会計監査論、価値マネジメント:戦略、リスク、財務、企業価値創造と評価、管理会計特論、金融工学の基礎と実務への応用、企業金融とマネジメント、アセットマネジメントの実務と法
金融資本市場論、先端バンキング論、セキュリタイゼーション、「社会と税」及び「国民と税」、Inside Investment Bank - Basics to Business Practice -、バリュエーション(企業価値評価と株式評価)


 

1年半コース

このコースは、公認会計士、税理士、アナリスト、アクチュアリー、金融庁・国税勤務経験者など既にファイナンス・会計分野の専門家として社会で活躍中の人を対象にした、標準修業年限が1年半(10月入学)のコースです。
このコースでは、ファイナンス・会計プログラム以外のプログラムを選択することは出来ません。
このコースでは、ファイナンス・会計分野の専門家としての職業経験を重視して選考を行う特別選抜入試により募集を行います。

ファイナンス・会計プログラム
金融工学・ファイナンス関係の知識と会計の知識をあわせ持つ専門家を養成するプログラム。既に公認会計士や証券アナリストなどの専門資格や会計やファイナンス関連で専門的なキャリアを有しているものを主たる対象とします。

ファイナンスと会計の両分野にまたがる専門的能力を開発することで、ファイナンスに強い公認会計士やアカウンティングに強いファイナンシャルエキスパートを育成すると共に、アカウンティングとファイナンスに関する高度な知識を有し民間団体やNPOで活躍する人材の育成を目指します。
日本経済・日本企業の状況の変化に対応して、ファイナンス関係の分野における専門家、会計の知識を有した高度金融人材を養成することが求められています。
既に活躍している公認会計士、税理士などの専門家にファイナンスの専門知識に関する研修、アナリストなどの金融人材に対する会計の専門知識に関する研修の場が是非とも必要になっています。
この要請に応えて作られた新しいMBA教育プログラムを履修するために、公認会計士、税理士、アナリスト、アクチュアリー、金融庁、国税勤務経験者など既に専門家として社会で活躍中の人を対象にした10月入学の特別コースの選抜試験を行っています。専門職の皆さんのチャレンジを期待しています。

1.5

 ・標準修業年限は1年6月で、修了に必要な単位数は38単位です。
・入学時期は10月です。
・修了にあたっては、以下のとおり単位を取得する必要があります。
・各半期に履修できる単位の上限は12科目24単位とします。(年間での上限は48単位となります。)

・基礎科目については、履修登録しなかった科目に関して単位修得と同等の能力があることを認定する「アチーブ」という考え方を導入しており、
 認定のためのアチーブメントテストを実施しています。

・修了要件として、修士論文の提出は必要ありません。
・入学資格の職業等により、以下の基礎科目については、履修しても修了に必要な単位に含めません。
 公認会計士(日本)…会計学、組織行動、経営戦略
 公認会計士(米国)…会計学
 税理士…会計学
 証券アナリスト(日本・米国・国際共)…マクロ経済、会計学、ファイナンス
 アクチュアリ(日本・米国共)… 会計学、統計分析
 国家Ⅰ種(財務省・金融庁)…ミクロ経済、マクロ経済

国際プロジェクトマネジメントコース(IPROMAC)

このコースは、日本企業のグローバル展開のニーズに応えるため、2011年度4月から新たに設立した、全ての授業が英語で行われる2年制のコースです。カリキュラムは国際的なプロジェクトマネジメントを中心とした構成となっています。

本プログラムの詳細は、International Project Management Course Websiteをご覧ください。

カリキュラムの特徴

学生のバックグラウンドに応じた5つのコースの提供
経営管理大学院では、多種多様なバックグラウンドを持つ人材に対応するために、標準的な「2年コース」の他に、ファイナンス・会計分野のエキスパートを対象とした「1年半コース」、観光分野で働く方を対象とした「観光経営科学コース」、英語による授業のみで修了できる「国際コース」、米国・コーネル大学と連携した「京都大学-コーネル大学国際連携コース」という5つのコースを用意しております。



多様化に応える様々な受講スタイル
月曜日から土曜日まで昼間開講(8:45~18:00)するフルタイム専門職大学院です。さらに、入学者の多様化するニーズに応え、様々な受講スタイルを用意しています。本大学院に入学することを前提に、社会人としての職業経験を有し、現在のマネジメントの課題について明確な問題意識を持つ方を対象とした「科目等履修生制度」や、本学大学院に在籍する学生を対象に、当大学院在学中に履修し付与した単位を本大学院において既習単位として認定し、1年での修了を目指す「特別短縮制度(+MBA)」などがあります。また、他の大学院で修得した単位に関しても、審査を経た上で既修単位として認定された場合には、条件を満たせば1年で修了することも可能です。


グローバルキャリアを目指す人へ
経営管理大学院では、将来、グローバル企業や国際機関等でグローバルビジネスへの展開に貢献できるリーダー的人材の育成をめざし、国際コース等における英語教育や英語によるディベート能力の強化、国際ビジネス/プロジェクトのケーススタディ教材の開発等に積極的に取り組んでいます。また、グローバル企業や国際金融機関、JICA等が提供する国際インターンシップ、UC Davis、ハノイ交通通信大学等の海外の大学や研究機関で実施される海外セミナーならびにワークショップ等の情報を提供し、学生が積極的に参加できる支援体制を整えています。その他、国際交流を促進するために学生交流協定に基づき、Ⅰ学期間、互いに学生を留学させあい単位取得をする派遣留学(交換留学)制度を導入しており、現在、国立台湾大学・国立政治大学(台湾)・コッチ大学・イズミール経済大学(トルコ)・梨花女子大学・釜山国立大学・ソウル国立大学(韓国)・インド経営大学院カルカッタ・インド経営大学院アメダバード、ライアーソン大学(カナダ)・ミュンヘン工科大学(ドイツ)・ブカレスト経済大学(ルーマニア)・ハノイ交通通信大学(ベトナム)・アムリヨン経営大学院(フランス)・チュラロンコン大学(タイ)・北京大学(中国)と学生交流協定を締結しています。

スーパーバイザーの設置
多種多様なバックグラウンドを持つ人材を受入、多様なキャリア・アチーブメントを実現するために、スーパーバイザーを設置して、履修指導をはじめ、学修全般に関するサポートを行い、きめ細やかな教育体制を実現しています。スーパーバイザーのサポートにより、学生が自身の学修状況、学修目的や将来の進路志望などについて考え、それを実現するために適切な履修内容および学修計画の提供など、学生のコミットメントを実現するために、積極的な支援を行います。


段階的な履修を実現する科目
構成科学的な理論に基づいた専門的な知識と実践的な問題解決能力を修得するために、多様な授業科目を提供します。そして、主に1年生前期に基礎科目、1年生後期から2年生前期に専門科目、そして2年生前期からは実務科目と発展科目という体系的な履修を実現する科目構成をとっています。

導入科目: 学部での未履修者や社会人を対象に、未履修分野の基礎知識の獲得を目的した科目
基礎科目: 経営管理に関する基本的な理解と分析能力の獲得を目的とした科目 
専門科目: 実践的な経営課題を解決するために必要となる専門的な知識を学ぶための科目 
実務科目: 各分野で先端的な実務に携わっている実務家教員が実際の現場における現象や課題、知識、手法などを提供する科目
発展科目: 基礎、専門科目で獲得した知識や理論と、実務科目で学んだ実務の現状を融合させ、さらに発展させるための科目

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