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2009.12.17

H21.12.17 わが国を代表するMBAプログラム主力校3校が包括連携

京都大学経営管理大学院(院長 成生達彦)は、慶応義塾大学大学院経営管理研究科(委員長 河野宏和)、神戸大学大学院経営学研究科(研究科長 加登豊) と経営管理人材教育に関して包括的な連携を行うことを通じて、優れた人材を輩出する教育システムの開発に着手することになった。

三校は、2009年度日経キャリア調査において、いずれもトップランクのビジネススクールとして高い評価を得ており、産官学連携を通じて高度経営人材の育 成に取り組む。具体的には、次世代経営者の養成のみならず、わが国産業の国際競争力強化のために、海外事業統括者(海外子会社経営者やプロジェクトマネージャー)、国際標準戦略人材、品質管理戦略人材、現場の匠を伝承する次世代現場管理者、新製品開発リーダー(プロダクトマネジャー)、高収益をもたらすビ ジネスシステムの考案者、NPOなど非営利組織やサービス産業におけるマネジャーおよび高度金融職業人材を育成するため、共同してカリキュラム開発を行うことや、それぞれの大学院の特徴ある教育システムに他校の学生も受講できる環境整備を行うことなどを検討する。

基本合意書の締結は、平成22年1月18日(月)に神戸大学出光佐三記念六甲台講堂で開催されるMBAシンポジウム「わが国における経営人材育成の最前線」の場で行われる予定である。