「MBA」カリキュラムの特徴
月曜日から土曜日まで昼間開講するフルタイム専門職大学院
- 原則、専門職学位課程の講義は月曜日から土曜日までの8:45~18:00の間に開講されます。
- 土曜日や夜間のみでの受講では修了できないカリキュラムで構成されています。
(有職者は、休職や退職をして通学することをお勧めします。) - 修了に修士論文の提出は課していません。
段階的な履修を実現する科目
構成科学的な理論に基づいた専門的な知識と実践的な問題解決能力を修得するために、多様な授業科目を提供します。
そして、主に1年生前期に基礎科目、1年生後期から2年生前期に専門科目、そして2年生前期からは実務科目と発展科目という体系的な履修を実現する科目構成をとっています。
導入科目 | 学部での未履修者や社会人を対象に、未履修分野の基礎知識の獲得を目的した科目 |
---|---|
基礎科目 | 経営管理に関する基本的な理解と分析能力の獲得を目的とした科目 |
専門科目 | 実践的な経営課題を解決するために必要となる専門的な知識を学ぶための科目 |
実務科目 | 各分野で先端的な実務に携わっている実務家教員が実際の現場における現象や課題、知識、手法などを提供する科目 |
発展科目 | 基礎、専門科目で獲得した知識や理論と、実務科目で学んだ実務の現状を融合させ、さらに発展させるための科目(ワークショップ) |
シラバス
スーパーバイザーの設置
多種多様なバックグラウンドを持つ人材を受入、多様なキャリア・アチーブメントを実現するために、学生一人一人にスーパーバイザーを設置して、履修指導をはじめ、学修全般に関するサポートを行い、きめ細やかな教育体制を実現しています。
スーパーバイザーのサポートにより、学生が自身の学修状況、学修目的や将来の進路志望などについて考え、それを実現するために適切な履修内容および学修計画の提供など、学生のコミットメントを実現するために、積極的な支援を行います。
ワークショップによる少人数指導
基礎・専門科目で獲得した知識・理論と、実務科目で学んだ実務の現状を融合・発展させる目的で、教育プログラム別のワークショップを用意しています。
専門に特化した内容について少人数で徹底的に研究・実践することで、ビジネスの本質への理解を深めることがワークショップの狙いです。
専門職学位課程の学生は2年次に履修し、多くは自ら設定したテーマについて担当教員の指導の下、1年間で調査研究を行います。
グローバルキャリアを目指す人へ
経営管理大学院では、将来、グローバル企業や国際機関等でグローバルビジネスへの展開に貢献できるリーダー的人材の育成をめざし、国際プログラム等における英語教育や英語によるディベート能力の強化、国際ビジネス/プロジェクトのケーススタディ教材の開発等に積極的に取り組んでいます。
また、グローバル企業や国際金融機関、JICA等が提供する国際インターンシップ、UC Davis、ハノイ交通通信大学等の海外の大学や研究機関で実施される海外セミナーならびにワークショップ等の情報を提供し、学生が積極的に参加できる支援体制を整えています。
その他、国際交流を促進するために学生交流協定に基づき、1学期間、互いに学生を留学させあい単位取得をする派遣留学(交換留学)制度を導入しています。
その他の制度
入学者の多様化するニーズに応え、様々な受講スタイルを用意しています。
科目等履修生制度 | 社会人としての職業経験を有し、本大学院に入学することを前提にした方に、特定の科目について履修を認める「科目等履修生制度」 |
---|---|
長期履修制度 | 職業を有している等の事情により、標準修業年限(専門職学位課程は2年)を超えて一定の期間に渡り計画的に教育課程を履修することを認める「長期履修制度」 (所定の審査がございます。1年半コース、観光経営科学コース、国際プログラムは対象外です。) |
既修得単位認定制度 | 他の大学院で修得した単位に関し、審査を経た上で本大学院の既修単位として認定する「既修得単位認定制度」 (条件を満たせば1年で修了することも可能です) |
特別短縮制度 (+MBA) | 京都大学大学院在学中の者が当該大学院修了後に本大学院への入学を希望している場合、当該大学院在籍中に本教育部の科目を履修し、付与された単位を本教育部入学後に既修得単位として認定し、本教育部を1年で修了を目指す「特別短縮制度(+MBA)」 |