1年半コース
1年半コースについて
本コースは、既に公認会計士や証券アナリストなどの専門資格や会計やファイナンス関連で専門的なキャリアを有しているものを主たる対象にした、標準年限が1年半のコースです。入学時期は10月です。
ファイナンスと会計の両分野にまたがる専門的能力を開発することで、ファイナンスに強い公認会計士やアカウンティングに強いファイナンシャルエキスパートを育成すると共に、アカウンティングとファイナンスに関する高度な知識を有し民間団体やNPOで活躍する人材の育成を目指します。
本コースでは、ファイナンス・会計領域以外の領域を選択することは出来ません。
本コースの入試においては、ファイナンス・会計分野の専門家としての職業経験について評価します。
ファイナンス・会計領域
ファイナンスと会計の両方に強い公認会計士、会計に強いアセットマネジメント会社のファンド・マネージャーや国際市場で活躍できるアナリスト、民間企業・政府機関での会計・財務のエキスパートなどを育成します。
1年半コースの修了要件
標準修業年限は1年6ヶ月で、修了に必要な単位数は38単位です。
修了に必要な科目構成は以下の通りです。
- 基礎科目
- 6単位以上
- 専門科目
- 20単位以上(ただし、領域の指定する科目群から8単位以上履修すること)
- 実務科目
- 8単位以上(ただし、領域の指定する科目群から4単位以上履修すること)
- 発展科目
- 2科目4単位以上(ただし、領域の指定するワークショップⅠおよびⅡを履修すること)
また、特別講演、留学及びインターンシップ等に参加、または学会及び研究会での発表した実績に応じたポイントを15ポイント以上獲得することを、ワークショップⅡの単位修得するための必要条件とします。(ポイント制度)
- 各半期に履修できる単位の上限は24単位とします。
- 修了要件として、修士論文の提出は必要ありません。
- 入学資格の職業等により、以下の基礎科目については、履修しても修了に必要な単位に含めません。
公認会計士(日本)…会計学、組織行動、経営戦略
公認会計士(米国)…会計学
税理士…会計学
証券アナリスト(日本・米国・国際共)…マクロ経済、会計学、ファイナンス
アクチュアリ(日本・米国共)… 会計学、統計分析
国家Ⅰ種(財務省・金融庁)…ミクロ経済、マクロ経済
- 京都大学の他研究科で修得した科目は、6単位まで修了単位 (専門科目 (各領域の指定科目外)) に含めます。
上記については、変更される可能性があります。変更が生じた際には入学手続時に案内します。