日本語プログラム
日本語プログラムについて
本大学院では、日本経済の現状において、時代の要請に即した緊要かつ緊急に必要とされる問題に対応するため、4つの教育領域を提供しています。
学生は、入学の際に4つの領域の中から1つの領域を選択し、それぞれの履修モデルに従い、授業を選択していく事になります。
この日本語プログラムでは、筆答試験を中心とした「一般選抜」と、社会人としての職業経験を重視して選考を行う「特別選抜」により、合格者を決定します。
日本語プログラム
ビジネスリーダーシップ領域 | 激化するグローバル競争の中で、強いリーダーシップを確立し戦略的優位性を実現するため、理論と実践を融合できるマネジメント人材を育成します。 |
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サービス・観光・アート領域 | サービスやホスピタリティに関わる経営能力やコンピタンスを備えた人材、観光分野での経営とサービスのイノベーションを進める経営能力を備えた人材、そして人文社会学的観点から文化・デザイン・アートを理解し新しい価値を作ることができる人材を育成します。 |
プロジェクト・オペレーションズマネジメント領域 | インフラストラクチャーの整備・維持管理や製造オペレーションの効率化など、大規模プロジェクト、新規技術開発、情報システム開発などにおいて、国際的な感覚と多様なマネジメント能力を持った人材を育成します。 |
ファイナンス・会計領域 | ファイナンスと会計の両方に強い公認会計士、会計に強いアセットマネジメント会社のファンド・マネージャーや国際市場で活躍できるアナリスト、民間企業・政府機関での会計・財務のエキスパートなどを育成します。 |
理論と実務をつなぐ実践的な教育段階的履修を可能にするカリキュラム体系
経営管理大学院では、構成科学的な理論に基づいた専門的な知識と実践的な問題解決能力を修得するために、多様な授業科目を提供します。
主に1年生前期に基礎科目、1年生後期から2年生前期に専門科目、そして2年生前期からは実務科目と発展科目という体系的な履修を実現する科目構成をとっています。
日本語プログラムの修了要件
標準修業年限は2年間で、修了に必要な単位数は42単位です
修了に必要な科目構成は以下の通りです。
- 基礎科目
- 16単位以上 (ただし、各領域の指定する科目の中より10単位以上の修得が必要)
- 専門科目
- 14単位以上 (ただし、各領域の指定する科目の中より9単位以上の修得が必要)
- 実務科目
- 8単位以上 (ただし、各領域の指定する科目の中より4単位以上の修得が必要)
※インターンシップは「実務科目」の1つとして提供されます。
- 発展科目
- 2科目4単位以上 (ただし、選択した領域のワークショップⅠとⅡを必修とします)
※最大2つのワークショップの受講が認められます。
また、
- (1)専門科目及び実務科目における、各領域で指定された科目12単位以上のうち、英語で開講される科目の中より4単位以上の修得が必要です。
- (2)特別講演、留学及びインターンシップ等に参加、または学会及び研究会での発表した実績に応じたポイントを20ポイント以上獲得することを、ワークショップⅡの単位修得するための必要条件とします。(ポイント制度)
- 各半期に履修できる単位の上限は24単位とします。
- 修了要件として、修士論文の提出は必要ありません。
- 2年次に進級するためには、基礎科目と専門科目を合計して16単位 (基礎科目5科目10単位以上を含む) の修得が必要です。
- 京都大学の他研究科で修得した科目は、6単位まで修了単位 (専門科目 (各領域の指定科目外)) に含めます。
- 科目等履修生、特別短縮制度 (+MBA) 等の活用により、2年次進学要件を満たしたうえで入学した者については、修学期間を1年に短縮して修了することができます。
- 上記については、変更される可能性があります。変更が生じた際には入学手続時に案内します。