「Ph.D.」カリキュラムの特徴

博士後期課程の科目構成

博士後期課程学生は、「博士基礎科目」、「博士専門科目」、「経営科学リサーチ実習」、「経営科学特別演習」をコースワークとして履修します。

博士基礎科目 各研究領域に共通で不可欠な科目とし、1年次に履修します。
博士専門科目 各領域に関わる高度な理論体系を修得することを目的に提供されるもので1~2年次に履修します。

「博士基礎科目」「博士専門科目」合わせて計8単位の修得を必須とします。

経営科学リサーチ実習 ケーススタディ調査研究を通じてビジネスモデルの分析やビジネスケース教材の作成を課すものです。
1~2年次に履修し、計4単位の修得を必須とします。
経営科学特別演習 指導教員による研究指導であり、1~3年次を通じ、半期毎にⅠ~Ⅵの単位修得(合計12単位)を必須とします。

なお、1年次終了時に博士論文作成にあたっての学力評価である「予備審査」、2年次終了時に博士論文作成の「資格審査」に合格することが進級要件となります。

この博士後期課程では、研究指導チーム及び専門領域指導チームによる複数の教員での研究指導が行われます。

3年以上在学し、計24単位以上を修得し、博士論文審査に合格することをもって、博士(経営科学)(Doctor of Philosophy in Management Science)の学位が授与されます。

あわせて、多様なバックグラウンドを有する学生を期待していることに鑑み、経営科学に関する十分な基礎的学力が必ずしも十分でないと認められる学生については、経営科学基礎学力アチーブメント科目(経営管理大学院の基礎科目:MBA 基礎科目)として履修を義務付け、その知識や能力についてアチーブメントを確認することとします。
単位付与はありません。