教員紹介

哲学的企業家研究寄附講座 客員准教授吉田 満梨

【担当科目】
事業デザイン論
【経歴】
神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程修了、首都大学東京(現・東京都立大学) 年教養学部 助教、立命館大学 経営学部 准教授を経て、2021年より神戸大学大学院経営学研究科准教授。同年から、経営管理大学院「事業デザイン論」の非常勤講師を務め、2023年度より現職。専門はマーケティング論で、特に、新しい製品市場の形成プロセスと、エフェクチュエーションとマーケティング研究の接合領域としての企業家的マーケティングに関心を持つ。
【主要論文・著作】
主な著書に『マーケティング・リフレーミング-視点が変わると価値が生まれる』(共著、有斐閣、2012年)、『デジタル・ワークシフト』(共著、産学社、2018年)、主な訳書に『エフェクチュエーション:市場創造の実効理論』(共訳、碩学舎、2015年)など。
【メッセージ】
複数の企業や主体の相互作用を通じて、新たな市場が形成されるプロセスに関心を持って研究をしてきました。その過程で、新たな機会を創造する企業家的行動とエフェクチュエーションと呼ばれる起業家から発見された思考様式に関する研究への理解を深め、寄附講座の授業を担当させていただいています。新しい人との出会いや実践者の方々との対話から、新しい理論的な洞察を得ることが好きです。