教員紹介

みずほ証券寄附講座 客員教授香月 康伸

【専門分野】
債券・クレジット市場、サステナブル・ファイナンス
【担当科目】
「企業金融のフロンティア」
【経歴】
西南学院大学法学部、英ランカスター大学経営大学院(MSc Finance)。山一證券、興銀証券(現みずほ証券)にて、主に金融・資本市場調査等に従事
【主要論文・著作】
「金利が解れば経済が見える」(2000年9月1日、近代セールス社)(共著)、「金融システムの将来展望」(2002年4月1日、金融財政事情研究会)(共著)、「デリバティブ・証券化商品入門」(2008年2月28日、東洋経済新報社)(共著)。
【メッセージ】
米国の政治家ダニエル・ウェブスターの1834年の演説“Credit: Man's Confidence in Man”では、「クレジット」が近代の経済システムにとって必要不可欠であり、多くの富を国家にもたらすことを喝破しています。クレジットを裏付とした資金調達は企業金融の要諦です。そのクレジットは債券市場でどう評価されるのか。その失敗がリーマンショックのようなクラッシュの歴史を繰り返すのはなぜなのか。そして、サステナブル・ファイナンスは企業金融のフロンティアになるのか。マーケットで何が起こっているのか、実例を交えながら皆さんと考えたいと思っています。