教員紹介
キュレーション理論・実践とマネジメント寄附講座 客員教授蔵屋 美香
- 【専門分野】
- 近現代美術史、キュレーション理論
- 【経歴】
- 千葉大学大学院修了。1993年より東京国立近代美術館勤務。2020年より横浜美術館館長/横浜トリエンナーレ総合ディレクター。2012年、「ぬぐ絵画:日本のヌード 1880-1945」(東京国立近代美術館、2011-2012年)で第24回倫雅美術奨励賞。2013年、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館のキュレーションを担当し、特別表彰(アーティスト:田中功起)。
- 【主要論文・著作】
- 『ぬぐ絵画:日本のヌード1880-1945』展カタログ(単著、2011年、東京国立近代美術館)、『現代アート10講』(共著、2017年、武蔵野美術大学出版会)、『おかえり、ヨコハマ』展カタログ(共著、2025年、横浜美術館)
- 【メッセージ】
- この先私たちが、進化を続ける高度な技術と生きて行かなければならないことは確実です。一方で、身の回りにある事物を注視する、そこから身体的な実感を受け取る、そのことによって世界を解像度高く理解する、こうしたことの重要性は増していくでしょう。この点において、アートを創造すること/キュレーションをすること/新しい社会のしくみを発想し、それをビジネスに活かすことはつながっています。
撮影:加藤甫