教員紹介

教員紹介 2023.07.11

2023年度 新任教員のご紹介:竹末 直樹 特定教授

京都大学経営管理大学院では、2023年度新たに専任教員を迎えました。
本大学院の個性豊かな教員をご紹介します。




6月1日にGSMの道路アセットマネジメント政策(NEXCO西日本・阪神高速)講座の特定教授として着任いたしました。大阪生まれの大阪育ちで、本学土木工学科を1986年に卒業後、建設会社に13年間、三菱総研に24年間勤務して参りました。

建設会社では、設計、施工管理、営業、契約・調達などの建設実務に幅広く携わり、海外(米国、香港、シンガポール)にも留学と勤務で計5年ほど赴任しました。三菱総研では、国・地方自治体や民間企業をお客様として、道路、河川、下水道等の社会資本(インフラ)の老朽化対策を中心としたインフラマネジメントの政策形成やコンサルティング業務に従事しておりました。JICA、JBIC、世界銀行などのODA案件にも多く携わり、最近では、国が進めるインフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)に伴走し、コンセプトの検討やアクションプランの作成などを行っておりました。並行して、(一社)日本アセットマネジメント協会の理事として、アセットマネジメントの国際規格(ISO55000シリーズ)の開発や運用・更新に関する国際活動にも精力的に携わってきました。これまでを振り返ると、国内外のインフラの整備と管理に一貫して携わってきた37年間であったと思います。訪れた国はプライベートを含めて45か国、「新型コロナの蔓延がなければ、60歳までに50か国訪問という目標を達成できたのに」と少し残念に思っています。

趣味は、学生時代に打ち込んだゴルフ(体育会)を20年以上前に止めてからは、もっぱら「食べ歩き・呑み歩き」です。三菱総研で地方自治体の仕事に携わっていた時は、太田和彦さんの著書を片手に自ら「全国居酒屋紀行」を実践していました。国際会議等で海外出張する時も現地の美味しい(あるいは珍しい)食べ物を口にするのが大きな楽しみの一つでした。40年ぶりに京都に住むことになりましたが、「美味しいものを食べるのが最高の幸せ」と信じる者にとっては「京都はこの上ない環境」と家内と喜んでいます。

インフラの老朽化は先進国の共通課題です。特に日本は、高度成長期に急速につくられたインフラが一気に老朽化するという世界でも前例のない課題に直面しています。デジタル技術も活用した次世代のアセットマネジメントの研究に頑張って取り組んでいきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。