2018.06.29

終了:【科研】アナログおよびデジタル・ゲームを包括した「ゲーム・エコシステム学」構築の可能性

研究種目

挑戦的研究(萌芽)

期間

2018-06-29 – 2022-03-31

代表者

松井 啓之 教授

キーワード

  • ゲーム・エコシステム / アナログ・ゲーム / デジタル・ゲーム / アクティブ・ラーニング / 無形資産

概要

本研究では、技術的な面からライセンス管理や頒布が容易なことからプラットホーム化が先行しているデジタル・ゲームを基礎にしながら、アナログおよび デ ジタル・ゲームに関連するデザイン、制作・開発、流通・管理、実施・教育、法制度や社会的影響など、相互に関連していることを踏まえ、特定の分野だけ に着目するのではなく、俯瞰的かつ総合的な研究として、それら関連する分野全てを包括した概念を「ゲーム・エコシステム」と名付け、アナログやデジタルに 限定しない、新しい研究対象・分野・領域としての「ゲーム・エコシステム学」構築の可能性を検討する。 本年度は、これまでに実施したインターネット調査会社を通じ、全国のゲームの利用者を対象としたアンケート調査結果について、詳細な分析を実施した。特に、全国的にアナログ・ゲームの普及が進んでいる状況に加え、メーカーだけではなく、個人でゲーム開発に携わる人が多いことが特徴として現れている。そこで、継続して、我が国における展示会ゲーム・マーケットに参加し、我が国の特徴でもある、個人レベルでゲームを開発している開発者を中心としたヒアリング調査を実施し、研究を進める。