アジアビジネスリーダー育成プロジェクトではアジア諸国の現地事情、歴史、社会、文化、経済、産業、行政機構などに関する研究成果に基づいて、アジア地域におけるビジネスの拡大や新規事業の開拓ができる人材の育成をめざしています。
2013年度から始まり、今期で7期目を迎え、すでに100名を超える研究員が修了し、アジアビジネス展開ができる人材を輩出しています。修了生の約1/3は、現在も海外拠点にて勤務をしております。

第7期となる今年度は、民間企業12社から17名の民間等共同研究員が参加し、4月から１か月半のマニラ集中英語研修とGSM東京オフィスにてアジア9か国のビジネススクール教員25名による英語の講義を受講し、10月よりアジア各国（フィリピン・タイ・マレーシア・ベトナム・インド・インドネシア・カンボジア）へ半年間の現地フィールドリサーチを行いました。
2日間のファイナルラップアップでは、総括として各研究員が、当プロジェクトで得た知識や経験をもとにビジネスプランを作り上げ、英語にて20分間の発表/質疑応答を行ないました。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、京都大学教員と研究員（一部オンラインで参加）のみでの開催となりました。

修了後はそれぞれ各企業に戻り、本プロジェクトで培った経験とネットワークを活用して、さらなるビジネスの拡大や新規事業の開拓ができるグローバル人材となることを期待します。