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イベント報告 2018.01.18

H29.12.3 京都大学経営管理大学院 管理会計(サンフロンティア不動産)寄附講座シンポジウムを開催しました

京都大学経営管理大学院管理会計(サンフロンティア不動産)寄附講座は、平成29年12月3日、国際科学イノベーション棟シンポジウムホールにて「経営をサポートする会計専門家の役割―価値創造への貢献―」と題したシンポジウムを開催しました。

第一部では、基調講演者として廣本敏郎氏(公認会計士・監査審査会会長、一橋大学名誉教授)をお迎えし、現代のグローバル市場経済の下で会計および会計専門家に求められる役割についてご講演いただきました。

◆講演する廣本氏

第二部では、まず3名のパネリストよりパネルスピーチを頂戴しました。岩永經世氏(一般社団法人日本経営会計士協会代表理事)からは「経営をサポートする会計専門家の役割―価値創造への貢献―」と題し、特に中小企業支援における会計専門家への役割期待についてお話をいただきました。清水孝氏(早稲田大学大学院会計研究科長、早稲田大学商学学術院教授)からは「管理会計専門家養成のための管理会計教育」と題し、日本の管理会計教育の現状と課題についてお話をいただきました。南雲岳彦氏(株式会社三菱東京UFJ銀行執行役員)からは「「経営会計士の社会的役割」とは〜新たなプロフェッションの創造に向けて」と題し、企業の経営管理担当者のお立場から経営会計士が身につけるべき資質や能力についてお話をいただきました。

◆講演する岩永氏
◆講演する清水氏
◆講演する南雲氏

続いて、基調講演をいただいた廣本敏郎氏と3名のパネリストでのパネルディスカッションを行いました。研究者・会計専門家・経営管理担当者というそれぞれのお立場から、経営をサポートする会計専門家に求められている社会的役割とそれを果たすために必要なことについて活発な議論が行われました。

◆パネルディスカッションの様子

公認会計士、税理士などの実務家や研究者、学生約170名が参加し、盛会のうちに終了しました。