2024年12月18日、道路アセットマネジメント政策講座セミナー「デジタルインフラアセットマネジメントの意義と実装」をハイブリッド形式(会場:キャンパスプラザ京都)で実施しました。
本セミナーでは、老朽化の進展、担い手不足など、インフラアセットマネジメントを取り巻く様々な課題をデジタルの力で解決していくデジタルインフラアセットマネジメントの意義と実装について、「フロンティア」「便益と効果」「性能保証」の3つのテーマの講演が行われ、小林潔司 京都大学名誉教授・同講座特任教授による「アセットマネジメント:来し方行く末」と題した取りまとめの講演が行われました。講演後には、国土交通省近畿地方整備局、西日本高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、理化学研究所放射光科学研究センターの方々によるパネルディスカッションが行われ、デジタルインフラアセットマネジメントの取組とともに、大型放射光施設(SPring-8)を活用したインフラ物性研究の現状と未来について、活発な議論が行われました。
セミナーは、国、地方公共団体、道路会社、大学、業界団体などから、対面約60名、オンライン約430名という多数の方々にご参加をいただき、盛況に終わりました。終了後のアンケートでは、今後もこのようなセミナーが行われることを期待するといった好意的なご意見を数多くいただきました。

道路アセットマネジメント政策講座セミナー「デジタルインフラアセットマネジメントの意義と実装」
https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/event/55501