道路インフラアセットマネジメントコースでは、アセットマネジメントシステムに関する国際規格であるISO5500Xが2014年初めに発行予定であることを踏まえ、アセットマネジメントの各構成要素に関する講義、また、舗装のアセットマネジメントシステムである「京都モデル」の実務演習とも、実務に即した講義カリキュラムとなりました。本コースでは、本大学院から小林潔司教授、河野広隆教授、田村敬一特定教授、青木一也客員准教授、大阪大学から貝戸清之准教授、ベトナム側から3名が講師として参加し、合計15コマに及ぶ講義を実施しました。さらに、今年度は15コマの講義に加え、(一社)日本道路建設業協会より藤田仁氏及び遠藤桂氏(両氏とも所属は日本道路(株))に出席いただき、舗装技術に関する国際ワークショップを開催しました。
交通計画に関するサマーコースは、その基礎概念や費用便益分析,交通計画を実践するために必要な知識を提供することを目的として実施しています。本大学院から小林潔司教授、石原克治特別教授、工学研究科から松島格也准教授が講師として参加しました。また、現地に則した講義を行うため、ベトナム側からベトナム交通省のLy Huy Tuan氏,ベトナム交通通信大学からNguyen Trong Hiep氏を本サマースクールの講師として迎えると同時に、交通システムを専門とする日本コンサルタント株式会社の細見昭氏を講師として迎え、三日間合計で15コマの講義を実施しました。
本サマーコースには、ベトナム交通省関係者、UTCの若手講師、学生ら100名以上が参加し、盛会のうちに終了しました。
これら2つのサマーコースは来年度以降も継続して実施していく予定です。
開会の挨拶を行う小林潔司教授 講義を行う河野広隆教授
講義を行う田村敬一特定教授 道路アセットマネジメントサマーコースの会場の様子
交通計画サマーコースの会場の様子 修了証書を受けとる受講生
集合写真