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2014.06.04

H26.05.29 シンポジウム「安倍政権の経済政策と日本企業への期待」~海外からの視点、アジアの中の日本を開催しました

経営管理大学院は、平成26年5月29日に東京、丸ビルホールにて シンポジウム「安倍政権の経済政策と日本企業への期待」~海外からの視点、アジアの中の日本(共催:みずほ証券株式会社) を開催しました。

このシンポジウムは、安倍政権発足から1年半が経過し、同政権の経済政策は第三の矢(成長戦略)の実効性が問われる段階に入って外交・安全保障問題にも大きなエネルギーが投じられる中、6月に予定される新成長戦略の公表を前に、日本企業への期待を海外からの視点を中心に問い直すという主旨で企画しました。

まず、グレン・フクシマ氏には「ワシントンから見たアベノミクス」をテーマに、経済政策に限定することなく、外交・安全保障を含めた日本への期待をお話し頂き、次に御立尚資氏には「変化の時代:アベノミクスのコンテクスト」をテーマに、安倍政権の経済政策と日本企業の経営戦略への影響を中心にお話し頂きました。
後半のパネルディスカッションではマクロ経済、経済政策に詳しい小林慶一郎慶應大学教授と長年日本株投資のバリュー投資に携わり、日本企業の経営者との対話を重ねてきたハワード・スミス氏が加わり、活発な議論が交わされました。

参加者は企業人、学生、政府関係者と多岐に渡り、「日本国内の報道だけでは知り得ないワシントンからの視点で見る安倍政権と日本経済を知ることができた」、「同様のテーマでさらに掘り下げたシンポジウムを期待する」などの声が寄せられました。

20140529   
 パネルディスカッションの様子