イベント報告アーカイブ

2014.04.30

H26.3.10 京都大学京セラ経営哲学寄付講座成果報告イベント 「日本航空の再生プロセスと経営哲学の浸透」を開催しました

 経営管理大学院は、平成26年3月10日、芝蘭会館 稲盛ホールにて日本航空の再生プロセスと経営哲学の浸透を開催しました。

本イベントは、学生、一般市民を対象に京セラ経営哲学寄付講座の終了に当たって、その成果報告の社会還元を目的に開催されました。
前半では、大田 嘉仁氏(京セラ株式会社 取締役執行役員常務 総務統轄本部長)により「日本航空の再生と経営哲学の浸透」と題した基調講演が行われました。
後半では、日置 弘一郎氏(京都大学 教授)の進行のもと引頭 麻美氏(株式会社大和総研 常務執行役員)、高 巌氏(麗澤大学 教授)、高尾 義明(首都大学東京大学院 教授)に参加いただき、パネルディスカッションを行いました。
ディスカッションでは、学者の三名が日本航空の状況についての質問を行い、これに「JAL再生」の著者として日本航空を取材した引頭氏と、実際に稲盛名誉会長について日本航空に出向した大田氏が答える形で活発に議論が交わされました。
当シンポジウムでは、日本航空の事例を通して、経営哲学が現実の企業行動の指針になっている点を考える重要な機会となりました。
当日は、一般市民やビジネスマンなど約140名が参加し、盛会のうちに終了しました。

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講演する大田嘉仁氏 パネルディスカッションの様子