京都大学経営管理大学院ファイナンス(あすかアセット)寄附講座は平成26年12月6日に京都大学 経済研究所と共催でシンポジウム『金融システミックリスクの現状と課題』を開催しました。 本シンポジウムは、金融市場特有のシステミックリスクについて、現状認識と今後の課題に対する理解を深めることを目的で開催されました。 前半では樋出 幹雄 氏(株式会社日本証券クリアリング機構 )、富安 弘毅 氏(モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)による基調講演が行われました。 後半は、加藤 康之 教授(京都大学経営管理大学院)をモデレーターとして、基調講演者に加え、安達 哲也 氏 (日本銀行 金融研究所)、木島 正明 教授(首都大学東京大学院 社会科学研究科)にご参加いただきパネルディスカッションを行い、活発に議論が交わされました。 当シンポジウムでは、金融システミックリスクを分析するにあたって不可欠な、実務と学術の両方の観点に立った複眼的な分析について様々な情報が提供されました。 当日は、約40名が参加し、盛会のうちに終了しました。 |
会場の様子 | パネルディスカッションの様子 |