2015年1月29日(木)、総合研究2号館マルチメディア講義室にて、日本公文教育研究会の高齢者向事業部門であるくもん学習療法センターの事業発展についての講演会が開催されました。日本公文教育研究会は大阪市に本社を持つ公文式教室をフランチャイズ展開する教育企業です。 日本公文教育研究会は、近年、認知症高齢者を対象にして、脳の活性化を図り、その機能回復を行うくもん学習療法を、東北大学の脳科学者川島隆太先生と産学共同で開発し、福祉/介護事業分野への展開を行っています。くもん学習療法は、この10年間着実な成長を遂げ、米国をはじめとした海外展開も始まっています。 今回は、くもん学習療法センター伊藤眞治副代表より、高齢化社会の社会問題に対して、民間大手教育企業が高齢者介護に関する新たな手法を創造して、新規社会ビジネスを展開している事例について講演が行われました。 当日は、学生約30名が参加し、盛会のうちに進みました。講演の後の質疑応答では、学生から多数の積極的な質問がなされ、講演者との活発な討議が進められました。 なお、本講演会シリーズは、文部科学省平成26年度「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」事業に選定された京都大学経営管理大学院「京都大学サービスMBA入門プログラム」事業の一環で行われました。
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講演する伊藤氏 |