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2015.07.24

H27.07.10 セントラルフロリダ大学(観光)原忠之先生特別講演を開催しました

平成27年7月10日(金)、観光学の権威、米国・中央フロリダ大学の原忠之教授が来学されて、英語で、国際的な観光経営の研究と観光振興政策の課題と将来の方向性についての講演を行い、国際的な議論が行われました。
テーマは、下記になります。

Tourism & Hospitality Management
Opportunities and Threats
Overview of the Large Picture on 2015
Dr. Tadayuki (Tad) Hara, Associate Professor, Senior Research Fellow
University of Central Florida Rosen College of Hospitality Management

参加者は京都大学経営管理大学院の学生のみならず、近畿圏の観光経営従事者など、合計約40名が参加し、活発な討論が行われました。
主なトピックスとしては、大きく5つの点が取り上げられました。

①なぜ観光振興が必要か
②「おもてなし」の見直し
③DMO(Destination Marketing Organization)の実践事例(フロリダ州オーランド)
④感情労働の研究の展開
⑤日本の観光振興提案など。

質疑応答では、一般の方々や学生から本質に迫る質問が多数出て、日本や京都の今後の観光振興を考えるよい機会となりました。たとえば京都市のさらなる観光振興の可能性として、官、神社仏閣、運輸、宿泊、飲食、コンベンションセンター、などあらゆる観光に携わる業界が同じ目標に向かうことで、フロリダ州オーランドのようにイノベーションを起こせるのでは、ということが参加者ともども確認されました。

 

原先生講演photo①  原先生講演photo② 

講演を行うセントラルフロリダ大学(観光)原忠之教授