京都大学経営管理大学院・経済学研究科は、平成27年10月10日、総合研究2号館ケーススタディ演習室にて「第50回京都管理会計研究会」を開催しました。
本研究会は、研究者・実務家・院生を対象に管理会計研究の最先端の研究成果について知見を共有する目的に開催されたもので、澤邉紀生氏(京都大学経営管理大学院・大学院経済学研究科教授)により「管理会計の経済的価値」と題した講演が行われ、参加者との間で活発に議論が交わされました。
当研究会では、日本の中小企業において、管理会計能力の高さが財務的業績の向上をもたらしていることがリアリティの高いデータによって論証された調査結果が紹介され、企業経営はもちろんのこと地域ビジネスエコシステムの活性化に会計能力・専門家の貢献するために必要な制度設計について考える重要な機会となりました。 当日は、研究者・院生や実務家など30名あまりが参加し、盛会のうちに終了しました。
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講演する 澤邉紀生教授 |
会場の様子 |
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