京都大学経営管理大学院は、11月6日（金）午後5時より、ＪＲ京都駅前のキャンパスプラザ京都にて関西のサービス高度化を目的とした京都大学経営管理大学院による社会人講座シリーズ「京都大学サービスＭＢＡ入門プログラム」第6回目を開催しました。

「サービス産業事例分析」では、下記の御二方にサービス経営の最先端に関わる取り組みについてのご講演を頂きました。

（１）イオン株式会社戦略部　坂本潤氏
　「イオンのブランド・マネジメント」をテーマに、現代の経営環境の変化とイオングループの成長の元で、顧客を含めて社会の様々なステークホルダーを考えながら、現在進めているイオンのブランドづくりについてお話を頂きました。

（２）エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社常務執行役員　森忠嗣氏
 　阪急百貨店を中核とするエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社の現在のグループ戦略についてお話し頂きました。特に、関西経済圏をベースにした小売企業グループの市場戦略と梅田本店の建替えと広域集客型都心商業のあり方をお話し頂きました。

また、「サービス経営論」では、大阪市立大学大学院経営学研究科准教授　山田仁一郎氏に「サービスにおける新事業開発」をテーマに、サービスの新規事業づくりについて、事業機械開発の考え方、ビジネスモデルのあり方、即興性のマネジメントについてお話し頂きました。

いずれも講演者からの先端的なサービス経営に関する熱心なご講演があり、その後も受講者との活発な討論がありました。受講者は講演内容に感銘を受けている様子でした。
最後に、京都大学サービス経営学の発展に対するご講演者のご貢献に大変感謝いたします。

講演するイオン株式会社戦略部　坂本潤氏	講演するエイチ・ツー・オー　リテイリング株式会社 常務執行役員　森忠嗣氏
講演する大阪市立大学　山田仁一郎氏	講演を聞く受講生の様子

※関連リンク

高度人材育成のための社会人学び直し大学院プログラムのウェブサイト：http://s-manabinaoshi.jp/