経営管理大学院の共催行事として、11月13日(金)に総合研究2号館 大講義室にて、京都大学・同済大学合同セミナー2015「Data Driven Innovation for Smart Transport & Community」を開催しました(主催:京都大学工学研究科都市社会工学専攻、共催:経営管理大学院・工学研究科社会基盤工学専攻・同済大学交通運輸工程学院)。
本セミナーは、日本と中国における都市構造および交通体系の発展過程の相違に着目しつつ異なる状況の中で京都大学・同済大学の両大学で精力的に実施されてきた都市・交通マネジメント研究に関する成果を、双方の教員、若手研究者間で相互に報告し、比較・討議することにより、持続的発展のための都市・交通マネジメントの方向性ならびに学術研究活用のあり方を見出すことを意図して、京都,上海にて交互に概ね年1回開催しています。 当日は、最初に小林潔司教授より「Revisiting theory of smart cities」と題する講演があり、続けて同済大学の楊暁光教授より「Study on Transportation Strategy Laboratory」という講演をいただきました。それを受けて、ICTの進展により多彩なデータがリアルタイムで収集、蓄積可能な革新的状況を踏まえ、Smart Transport & Communityの実現に資する計18件の理論的研究、実証的研究に関して発表があり、全員で討議・議論を行いました。 本セミナーには、双方の教員・学生約40名が参加し、盛会のうちに終了しました。
セミナーの様子 |