11月21日(土)午前10時30分より、京都大学 経営管理大学院 東京オフィスにて、京都大学経営管理大学院による社会人対象のサービス経営人材育成プログラム「京都大学サービス・エクセレンス講座」第4回目を開催しました。
11月の講義テーマは「おもてなし科学論」。11月21日の「おもてなし科学論(2)」では、11月講義テーマ(2)~(4)に関して、次の講義を行いました。 1) 筑波大学 岡田幸彦 准教授 「サービス無形資産会計」 2) 株式会社阪神阪急ホテルズ 執行役員 奥村隆明氏 「定性的分析」 3) 俺の株式会社 専務取締役 中前圭司氏 「定量的分析」 4) 株式会社フランチャイズアドバンテージ 代表取締役社長 田嶋雅美氏 「サービス産業界におけるクリエイティブサービスについて」
講義終了後も質問が途切れず、講義は盛り上がりを見せていました。
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講演をする筑波大学准教授 岡田幸彦氏
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講演をする阪神阪急ホテルズ執行役員 奥村隆明氏 |
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講演をする俺の株式会社専務 中前圭司氏 |
講義内容を適宜フォローアップする 京都大学経営管理大学院教授 原 良憲 |
なお、11月の講義テーマ「おもてなし科学論」の詳細は以下のとおりです。
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「おもてなし科学論」 この講義では、顧客接点における価値共創としての「おもてなし」の特徴を科学的に捉え、コンテンツとコンテクストの違いを理解し、おもてなしサービスの基本的な構造を理解しそれを具体的なサービスモデルとして展開する方法論について分析します。
(1)「おもてなし」の観察・分析 ①「おもてなし」とは ②エスノメソドロジー方法論 ③顧客インタラクション ④サービスデザイン
(2)「おもてなし」における価値共創フレームワーク ①コンテンツとコンテキスト ②日本型コミュニケーション ③おもてなしサービス ④ビジネス化
(3)「おもてなし」に代表される無形資産価値の理解 ①サービス会計(サービスと活動基準原価計算) ②おもてなしとサービス会計
(4)「おもてなし」基準と定性的・定量的おもてなし事例分析 ①「おもてなし」基準(個人レベル、組織レベル) ②定性的な「おもてなし」事例分析(含インバウンド対応) ③定量的な「おもてなし」事例分析 (サービス回転率など)
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※関連リンク
京都大学経営管理大学院 サービス・エクセレンス・コンソーシアム(SEC)のウェブサイト:http://www.sec.gsm.kyoto-u.ac.jp/
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