3月5日(土)午前10時30分より、日本橋ライフサイエンスビルディングにて、京都大学経営管理大学院による社会人対象のサービス経営人材育成プログラム「京都大学サービス・エクセレンス講座」第11回目を開催しました。
◆3月の講義テーマは「サービスグローバル展開」。3月5日は、以下の講義を行いました。
1) 京都大学 経営管理大学院 小林潔司教授 「アジアにおけるグローバル展開Ⅰ&Ⅱ」 2) 株式会社公文教育研究会 執行役員 経営統括本部長 井上勝之氏 「公文のグローバル展開」 3) 株式会社ダイヤモンドダイニング 取締役 営業統括 鹿中一志氏 「世界No.1のエンターティメント企業グループへの挑戦」 4) 経済産業省 サービス政策課長 佐々木啓介氏 サービス政策におけるグローバル展開「サービスフロンティア4.0」
サービスのグローバル化に関するコンセプトについて、理論を学んだ後、いくつかの事例を通じてグローバル人材の役割、戦略の重要性に関する理解を深めました。
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講演する株式会社ダイヤモンドダイニング 取締役 営業統括 鹿中一志氏 |
講演する経済産業省 サービス政策課長 佐々木啓介氏 |
なお、3月の講義テーマ「サービスグローバル展開」の詳細は以下のとおりです。
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「サービスグローバル展開」 東アジア、インド、東南アジア地域の経済成長が著しく、近い将来人口だけでなくGDPも世界の半分以上のシェアを占めるようになる。しかも、これら の地域は高コンテクスト文化で彩られている。本講義では日本の高コンテクスト型サービスを、他の高コンテクスト文化に導入するための戦略論について、京都 大学のプロジェクト事例を紹介しながら高コンテクストの脱・再構築を通じたローカル化の理論的フレームワークについて理解を深めるための講義、質疑応答を 行います。
(1) サービスのグローバル化の実例 ① 京都モデルのベトナム進出事例 ② サービスのローカル化の課題
(2) サービスのグローバル戦略のフレーム ① ステージ理論 ② 脱・再構築理論
(3) 戦略的グローバル経営 ① 事例と政策論
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※関連リンク
京都大学経営管理大学院 サービス・エクセレンス・コンソーシアム(SEC)のウェブサイト:http://www.sec.gsm.kyoto-u.ac.jp/
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