イベント報告アーカイブ

2016.06.22

H28.06.11 第53回京都管理会計研究会を開催しました

 京都大学経営管理大学院・経済学研究科は、平成28年6月11日、法経東館8階リフレッシュルームにて第53回京都管理会計研究会を開催しました。
 本研究会は、研究者・実務家・院生を対象に管理会計研究の最先端の研究成果について知見を共有することを目的にしております。
 当日は、森勇治氏(静岡県立大学准教授)により「New Public Management and Participatory Budgeting in a Vertical Society: A Japanese Story」と題した講演が行われました。講演では、日本のタテ社会という文化的特徴が住民参加型予算の編成プロセスや効果に及ぼす影響について、日本の地方自治体の事例に基づいた研究成果が報告され、文化的特徴と会計システムの利用方法や効果との間の関係性について考える重要な機会となりました。参加した約15名の研究者・院生や実務家などと、講演者との間で活発に議論が交わされ、盛会となりました。

20160611講演する森氏