京都大学経営管理大学院は、7月1日(金)午後4時30分より、サービス価値創造プログラムにおける国際交流活動の一環として、スペインレアル・マドリード、ホセ・ラモン・カプデヴィラ氏による特別講義を開講しました(講義担当:原 良憲教授)。
現在、プロ・サッカーはヨーロッパにおいてすでに100年越える歴史を持っており、スポーツ需要を拡大する理由はますます「生活」というものに結びついていくこと、また、サッカーリーグの収入は主にスポンサーシップや入場料と放映権料などの3つの柱がある旨の説明がありました。さらに、現在、ソーシャルメ ディアを活用することで、プロスポーツの成熟化に大きな影響を与えており、また、スポーツビジネスの価値化・リスク管理の精緻化と相まって、産業化もますます進んでいくとのことです。今後は、日本を含むアジア市場も大きく変化していくと想定される旨の講義を賜りました。聴講者との活発な質疑応答もなされ、今後の事業価値創出に関する教育研究の糧となりました。
講演するホセ・ラモン・カプデヴィラ氏