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2016.07.21

H28.07.11 道路アセットマネジメント政策(橋梁調査会)講座シンポジウム 「防災保全に向けたアセットマネジメントの実際と今後の展望」を開催しました

 平成28年7月11日、TKP東京駅前カンファレンスセンターにて、京都大学経営管理大学院 道路アセットマネジメント政策(橋梁調査会)講座シンポジウム「防災保全に向けたアセットマネジメントの実際と今後の展望」を開催しました。
 本シンポジウムは、平成28年4月に開講された道路アセットマネジメント政策(橋梁調査会)講座が、アセットマネジメント分野をリードする有識者を招き、アセットマネジメントに関する取り組みや今後の方向性について紹介・検討する事を目的に開催するものです。今回は、自然災害に対するリスク管理の観点も踏まえつつ、実践的に現場で展開されているアセットマネジメントや今後の課題と方向性について、鉄道分野も含め講演が行われました。
 第一部では、国土交通省 国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部長 木村 嘉富氏により「自然災害に学ぶ道路アセットマネジメント」と題した基調講演が行われました。

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木村嘉富氏による基調講演

 

 第二部では、 道路アセットマネジメント政策(橋梁調査会)講座 中谷 昌一特定教授により「防災保全に向けた道路橋のマネジメント」と題した講演、株式会社 高速道路総合技術研究所 道路研究部 斜面防災研究担当部長 横田 聖哉氏により「防災保全に向けた盛土・切土構造物のマネジメント」と題した講演、公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センター長 室野 剛隆氏により「防災保全に向けた鉄道構造物のマネジメント」と題した講演が行われた後、京都大学経営管理大学院 小林 潔司教授により「道路アセットマネジメント政策に向けて」と題した解説が行われました。

 当日は、社会インフラアセットマネジメント業務に携わる実務者、政策立案者、アセットマネジメントの国際標準化に興味を持つ実務者、学生など約100名が参加し、アセットマネジメントの現況や今後の方向性を広く伝える重要な機会となりました。

20160711 G2中谷 特定教授による講演

20160711 G3横田 聖哉氏による講演

20160711 G4室野 剛隆氏による講演 20160711 G5小林教授による講演
20160711 G6会場の様子