経営管理大学院は、12月13日、総合研究館１階大講義室において「ツーリズムファイナンス論－投資家から見たホスピタリティ事業－」講演会を開催しました。

　経営管理大学院生・経済学部生を対象にした本イベントは、日本でも例がほとんどない先駆的な「ツーリズムファイナンス」の記念すべき最初のクラスになりました。野村證券ウェルス・マネジメント・ビジネス部門ジョイントヘッド 執行役員の尾島司 氏に、投資家から見たホスピタリティ事業に関して、ご講演いただきました。

　ホスピタリティ事業の分かりやすい例として、ホテル業界を取り上げ、ハード・ソフト部分の評価、人材の評価等についてお話があり、インテグレーションができる人材の必要性と京都大学経営管理大学院への期待を語られました。また、日本と世界のホテル業界の全体像について、ファイナンス的な評価を取り入れた説明もありました。

　約1時間の講演の後、30分程度の質疑応答があり、活発な議論がなされました。終了後は懇親会で盛り上がりました。