経営管理大学院「投資研究教育ユニット」は、平成29年5月11日、法経済第7教室において、第4回農林中金バリューインベストメンツ寄附講義「企業価値創造と評価」を開催しました。
本寄附講義では、企業はいかに価値を生み出すのか、それをいかに評価し投資するのかを肌身で感じ、理解してもらうことを目的としています。独自性のある国内企業の経営者(会長、社長など)と、生み出された企業価値を評価し投資する実務家の方々を講師としてお招きし、さまざまな観点から企業価値について語っていただきます。
今回は年金積立金管理運用独立行政法人 理事長 高橋則広氏から、厚生年金ファンド140兆円の運用理念と運用実績について講演が行われました。前半では長期投資の理念、100年後を視野に入れた財政設計と積立金の役割、資産別の構成割合、運用実績などの解説が、後半はスチュワードシップ、若手研究者の育成などについてお話がありました。
講演後の質疑応答では、活発な意見交換が行われ、参加した学生約190名にとって有意義な講演となりました。
講演する高橋氏
投資研究教育ユニットは、経済学部の寄附講義である農林中金バリューインベストメンツ「企業価値創造と評価」の協力連携により運営されています。
【関連リンク】京都大学経済学部 農林中金バリューインベストメンツ寄附講義「企業価値創造と評価」
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/nourin-chukin/index.html