経営管理大学院は2017年9月26日、丸の内東京オフィスにて『3年目に入ったコーポレートガバナンス革命 ~二つのコードは日本企業を変えたのか~』を開催しました。本セミナーはあすかアセットマネジメント株式会社とあすかコーポレイトアドバイザリー株式会社の共催によって年1回開催しているものであり、今年で4回目の開催となります。
毎年のセミナーの目的は、金融庁と東京証券取引所が共同で導入したスチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コードに上場企業や投資家がいかに対応しているのか、またどのように対応していくことが望ましいのかを明らかにすることで、日本経済と日本の資本市場の発展の一助になればというものです。
講演の前半は川本 裕子氏(早稲田大学大学院経営管理研究科教授、三菱UFJフィナンシャル・グループ社外取締役他)に「コーポレートガバナンスと経営の現場~日本企業の変化と課題について~」と題した講演をしていただきました。
◆講演する川本氏
後半はコーディネーターである川北教授(京都大学名誉教授、京都大学経営管理大学院客員教授)、パネラーとして前出川本氏と高山与志子氏(ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 マネージングディレクター)、光定洋介氏(あすかコーポレイトアドバイザリー株式会社 取締役ファウンディングパートナー)を迎え、男性や高齢者の多い取締役会をどのように変えるか、また、このような企業に対して投資家がどのように対応するか等を論点としてパネルディスカッションを行い、参加した実務者や経営者との活発な議論となりました。
◆パネルディスカッションの様子