昨年4月に締結された協力協定に基づき、京都大学経営管理大学院経営研究センターと京都府宮津市は、昨年度に引き続き今年度も「創業スタートアップセミナー」を開催しました。
　今年度のセミナーは、平成29年10月14日（土）～11月12日（日）の期間、3回に分けて行われました（全6日間）。セミナーの主目的は、受講者が、ビジネスモデルに関する基礎的な知識を獲得し、ビジネスモデルの作成を実践することです。
　受講対象は、宮津市において新たに起業にチャレンジする方、宮津市でのこれまでのビジネスの発展を目指す方であり、今年度の受講者は13名でした。今年度も、本セミナーには、本大学院より小林潔司教授、末松千尋教授、山田忠史准教授、前川佳一特定准教授が講師として講義と指導を行いました。最終日には、受講生によるビジネスモデルの発表会が行われ、受講生全員に修了証が授与されるとともに、3名の優秀賞と1名の特別賞が選出されました。
　今年度は、昨年の受講生2名も参加して、受講生のビジネスモデルの作成補助や、新旧の受講生による人的ネットワークづくりに助力してくれました。昨年度よりも、いっそう実践的なビジネスモデルの作成例も見られ、宮津を担う次代の人づくりに向けて、大変有意義なセミナーとなりました。

◆修了証書授与の様子

◆受講生との記念写真

　なお、本セミナーは、来年度以降も継続する予定です。