京都大学経営管理大学院・経済学研究科は、平成29年11月18日、法経東館地下1階みずほホールにて第65回京都管理会計研究会を開催しました。本研究会は、研究者・実務家・院生を対象に管理会計研究の最先端の研究成果について知見を共有することを目的にしております。
　当日は、藤野雅史氏（日本大学教授）より、「Incomplete Performance Measures from a Collectivistic View」（李燕・拓殖大学准教授、澤邉紀生・京都大学教授との共同研究報告）と題し、業績指標の不完全性に起因する問題をマネジャーがどのように理解し、行動しているのかについて、相互協調的自己観という概念を用いて考察した結果が報告されました。

◆講演する藤野氏

　参加した約15名の研究者・院生や実務家などと講演者との間で活発に議論が交わされ、盛会のうちに終了しました。