西岡 円実さん

プロジェクト・オペレーションズマネジメントプログラム 2回生(2020-)

GSMを選んだ理由

西岡 円実さん

入学前は自動車メーカーの海外営業部門で働いており、新規代理店の立上げや物流網の拡大などのプロジェクト管理を担当していました。自動車業界の事業環境が大きく変化する中で、プロジェクト自体の意思決定のあり方に疑問を感じたり、自身のプロジェクト管理に関する知識も不足していると感じたりするようになり、予てから興味のあったMBAへ進学しようと考えるようになりました。
GSMを選んだ理由は、これまでのキャリアで不足していると感じていた、プロジェクト管理の知識を補えるプロジェクト・オペレーションズマネジメントプログラムがある事、また日本を代表する一流の先生方の指導を受けられる事に魅力を感じGSMへの入学を決めました。

GSMの魅力

研究者であるアカデミック教員と実務家教員、どちらの先生方も数多く在籍されているので、普遍的・体系的な知識が身に付く一方で、実体験に基づくリアルなノウハウを教えてもらえるなど、視座の異なる授業を受けられる事が魅力の一つです。
また、学生も国籍・年代・職歴など様々な方が在籍されています。普段の生活であれば、自分の上司や後輩に当たるような年代の方でも、大学では同じ学生であり、フラットな立場でディスカッションする事になります。仕事とは異なる多様なトピックをチームで考え抜く経験は普段の生活では得られない、大変貴重な機会であると日々感じています。

将来の展望

将来は、海外と関わりながら、日本のプレゼンス向上に貢献出来る人材になりたいと考えています。人口減少や超高齢社会を迎え、閉塞感が漂う日本社会ではありますが、日本企業の創業年数の長さやホスピタリティの高さなど、海外企業と比較しても戦えるだけの強みはまだまだ豊富にあると考えます。プロジェクトマネジメント、ファイナンス、データ分析などのGSMで学んだ知識を活かしながら、従来とは異なる事業環境の中で、日本企業が今後も世界で活躍し続けるための変革に関われる仕事に就きたいと考えています。

おすすめの科目

Finance, Strategy, and Value Creation of Corporation(佐藤克宏 先生)
エネルギービジネス展開論(中山寿美枝 先生)
実践ホスピテリティ企業経営(菊地唯夫 先生)

1日のスケジュール

09:00-10:00 通学
10:30-12:00 2限目講義
12:00-13:15 昼休み
13:15-15:00 3限目講義
15:00-16:00 帰宅
16:00-20:00 家事・休憩
20:00-23:00 グループワーク、個人課題

1週間のスケジュール

月 3・4限講義
火 2・3限講義
水 2限講義、ベンチャー企業でのインターン
木〜金 予復習やWS研究を進める
土 2・3限講義
日 オフ

入学希望者へ向けてのメッセージ

西岡 円実さん

社会人を辞めて、2年間学生になるという事は私にとっては大きな決断ではありましたが、入学前に想定していた経営に関する知識の習得だけではなく、大変だった数々のグループワーク、同級生とのビジネスコンテストへの参加、ベンチャー企業でのインターン、シンガポールへの交換留学など予想以上の経験を得る事が出来ました。京都大学のGSMには様々な人材・情報・機会が詰まっているので、2年間という期間を存分に使い、更なるステップアップに繋げて頂きたいです。