槌田昌子さん

GSMを選んだ理由

GSMの掲げるミッションや価値観が私の問題意識・価値観に響いたこと、そして、京都大学が国内トップクラスの総合大学であり、幅広い分野で一線級の教授陣の生講義が聴講できること、の二つの理由からGSMを選びました。
ミッションに掲げられた「理論と実践の融合」は、まさしく私がコンサルタントとしての仕事で目指すところそのものです。また、高い倫理性や自由、批判的精神、ダイバーシティの重視といった価値観は自らの価値観と一致するものでした。
さらに、他学部履修も認められることから、経営学に限らず、哲学や経済史、経済思想、AIについても見識を深めたいと思っていた私にとって、GSMは理想的な学習環境でした。

GSMの魅力

一言に集約すれば、自由と批判的精神を尊び、あらゆる可能性が開かれている、というところが最大の魅力だと思います。アカデミア／実務の最前線で活躍する教授陣・実務家講師陣に囲まれ、学びたいことを好きなだけ吸収し、追究することができる環境です。そのような自由な学びの場に集まったクラスメートは「最高！」の一言に尽きます。年齢、専門性、性別、国籍が様々な仲間が集い、そんな区別があるということさえ忘れて、ただの人間同士としてともに学び・遊んだ時間は、確実にこの後の人生の宝物になると感じます。また、そんな最高に楽しい時間に気さくな先生方も当たり前に混ざってるのが、京大GSMのいいところです♡

将来の展望

GSMで得たマネジメントサイエンスの知見を、既存企業における新規事業開発の現場に展開していきたいと考えています。戦略からバリュエーション、アントレプレナーシップ、組織行動論、HRMまで、GSMのカリキュラムから新規事業開発に必要となる視点を幅広く学ぶことができました。卒業後の私の課題は、学んだ理論を中小企業経営の実践につなぐ架け橋となり、新たな価値が生み出される土壌を企業内に育むことです。更に、他学部授業で学んだ哲学や社会思想、人類学からメタな視点で現代社会を捉えなおし、今後お会いするトップマネジメントチームの方々とパーパス経営に関する深い議論を重ね、よりよい社会とは何か？を、ともに問い続けていきたいと思います。

1日のスケジュール

＜2回生の前期＞
基礎科目の単位が揃っている為、2回生ではGSM外の授業も積極的に履修しました。

8:00起床
9:00出発　
10:30～12:00　自然人類学（一般教養科目）
12:00～13:15　カンフォーラで昼食／メール対応
13:15～14:45　哲学・文化史Ⅰ（一般教養科目）
15:00～18:15　経営学原理（経済学研究科）
20:00　帰宅
20:00～21:30　夕食準備と食事
21:30～23:00　仕事のメール対応と予習課題対応
23:00～01:00　休憩、お風呂、ダラダラ
01:00頃　就寝

1週間のスケジュール

＜2回生の前期＞
海外留学と留年を前提に、かなり欲張って好きな科目を履修しました。予習・課題の量は授業によって全く異なり、私のケースはかなり課題量の多い授業が重なったケースです。通常は、２回生前期では登校は週1～2日程度とし、Workshop（修論に相当）に注力する方が多いです。

月曜　終日仕事（クライアント訪問・報告書作成）
火曜　終日授業
水曜　午前授業・午後隔週授業
木曜　午前隔週授業・午後隔週WS
金曜　終日仕事（クライアント訪問／資料準備）
土曜　隔週授業
日曜　グループMTG
空いた時間で予習・課題対応(12h程度/週)、留学準備、コーチングのオンラインコース受講。

入学希望者へ向けてのメッセージ

大学を出て社会に出て初めて、体系立てて理論的知識を学べる大学の価値に気づくものだと思います。GSMの経営学に加えて他分野もアカデミックに学びなおすことで、今後の可能性が大きく広がると思うので、2年間できるだけ仕事は抑えて、大人の大学生活を最大限エンジョイされることをお勧めします。
豊かな知と、尊敬するあたたかい先生方と、いい大人になって「大好き！」と言い合える友人に出会い、きっと人生最高の2年間となるでしょう！頑張ってください♪

入学案内

在校生の声