渡邊 紗野香 さん
ファイナンス・会計プログラム 2回生(2023-)
GSMを選んだ理由
約15年間、海外で会計業務に従事していた私は、実務経験を積む一方で、会計やファイナンスをより深く理解するためには、実務で得た知識のみではなく、理論からしっかりと学ぶ必要があると感じていました。さらに、日本に帰国後、コンサルティング会社でサステナビリティ経営に携わる機会を得たことで、この分野に強く関心を持つようになりました。こうした背景からMBAへの進学を決意しました。
GSMを選んだ理由は、会計やサステナビリティ経営を専門的かつ実践的に学べるカリキュラムが提供されていること、そして何より、日本を代表する優れた先生方から直接学べる環境が整っていることに大きな魅力を感じたからです。
GSMの魅力
GSMの魅力としてまず挙げたいのは、親身な指導をしてくださる先生方です。私たちの学びに対する真剣な姿勢には、同じように真剣に向き合ってくださいます。学生一人ひとりの成長を考えた先生方の手厚いサポートによって、私たちの学びはより充実したものになっています。
また、2つ目のGSMの大きな魅力は、その学生の多様性にあります。年齢、業種、国籍、キャリアパスといった異なるバックグラウンドを持つ同級生たちとの交流を通じて、常に新たな視点や刺激を得ることができます。異なる経験や知識を共有することで、互いに切磋琢磨し、成長を促し合える環境がGSMにはあります。
将来の展望
現在、私がワークショップで焦点を当てているテーマは、企業の社会的責任(CSR)への取り組みが業績に与える影響についてです。この研究は、企業が経済性と社会性を両立させるメカニズムの解明にもつながる非常に重要で意義深いものです。企業が社会や環境と調和しながら、同時に利益を創出して行くにはどうすればよいのか?私はMBAプログラム修了後は、博士課程へ進学し、このテーマについての研究を深めようと考えています。研究を通じて、この問いに対する答えを追い求め、持続可能な未来の実現に少しでも貢献できればと思っています。
おすすめの科目
【GSM】
経営戦略(牧野成史 先生)
Resilient Hospitality Management(原良憲 先生)
金融資本市場論(熊谷五郎 先生)
【GSE(大学院経済学研究科)】
経営学研究法(若林直樹 先生、山田仁一郎 先生)
経営学原理(牧野成史 先生)
1日のスケジュール
~M1前期 授業のある日~
07:00-10:00 起床、ヨガの練習、通学
10:30-12:00 「情報システム・オペレーションズ」
12:00-13:15 昼食
13:15-14:45 「マクロ経済」
15:00-16:30 「ミクロ経済」
17:00-19:00 家事など
20:00-23:00 予習・復習・課題
1週間のスケジュール
~M1 前期~
月から木: 授業
金と土: 復習、予習、課題、調べものなど
日: サークル/余暇
入学希望者へ向けてのメッセージ
このページをご覧のみなさんの中には、受験するべきかどうか悩んでいる方もおられると思います。仕事はどうするのか、勉強についていけるのか、学び始めるのには遅すぎるのではないか、そもそも合格できるのか、といった不安もあるでしょう。悩みや不安はあっても、それでもGSMで学んでいる自分を想像したとき、ワクワクする気持ちがあるのなら、ぜひ挑戦してみてください。ここでの2年間は、その決断を決して後悔させないはずです。GSMはそういう場所です。