福原 政則 さん

プロジェクト・オペレーションズマネジメントプログラム 2回生(2023-)

GSMを選んだ理由

福原 政則 さん

阪神淡路大震災の体験は、私を社会インフラの研究へと駆り立てました。日本の社会インフラ技術で世界中の国々の豊かな社会づくりに貢献したい。その想いを胸に、大学院修了後、情報通信やエネルギー、鉄道、医療などの先端技術を研究する総合電機企業に入社し、技術者として研究開発や経営戦略の業務に従事しました。2011年、東日本大震災とその復興を経験した後、社会インフラの課題を解決する経営コンサルティング会社を起業しました。
起業して13年、常に新たな挑戦を求めてきましたが、社会インフラの経営戦略やオペレーションズ・マネジメント、新規事業開発などの分野で世界トップレベルの京都大学で研究を深めたいと考えGSMを選びました。

GSMの魅力

GSMの魅力は次の3点です。一つ目は、社会インフラや観光・サービスなど様々な分野の専門的知識と経験を持つ素晴らしい教授陣から経営戦略やオペレーションズ・マネジメント、新規事業開発について、最新の指導を受けることができます。二つ目は、AI・機械学習や半導体など、経営学以外の理工系科目も受講でき、文理の知識とその融合した授業を受講できます。三つ目は、異業種で活躍する社会人学生と討議することで、新たな視点やアイデアを得ることができることです。
固定観念にとらわれず、授業やグループワークで学んだことをビジネスの現場で着実に実行することで、新規事業創造や新規顧客創造など、経営の成功体験が得られました。

将来の展望

福原 政則 さん

GSMで、社会インフラの経営戦略やオペレーションズ・マネジメント、新規事業開発の研究を深め、社会・経済的価値をもたらす革新によって、社会インフラの経営や技術の課題を解決し、日本の社会インフラ技術を世界中の国々へ実装させたいと考えています。
そのために、量子コンピュータを活用したサプライチェーンの最適化や半導体ディープテック、地域民営鉄道の再生、社会インフラの老朽化対策など、日本の様々な社会インフラ技術の課題解決に、開拓者精神を持って挑戦していきたいと考えています。

おすすめの科目

プロジェクトマネジメント、サステナブルサプライチェーン、グローバルロジスティクス、イノベーションマネジメント基礎、情報システム・オペレーションズ、Disaster Prevention & Recovery Management、Maintenance & Management of Infrastructure、公共資産会計論、M&A実践論、新規事業創出論、ベンチャーエコシステム、エネルギービジネス展開論、サービス創造方法論、経営戦略

1日のスケジュール

~M1前期 授業のある1日~
06:00-08:45 業務対応、朝食、通学
08:45-12:00 授業「プロジェクトマネジメント」
12:00-13:15 業務対応、昼食
13:15-18:15 授業「会計学」「統計学」「ファイナンス」
18:15-21:30 帰宅、夕飯、入浴など
21:30-23:00 業務対応
23:00-26:00 授業予習・課題対応

1週間のスケジュール

~M1後期のある1週間~
月曜:2~5限目授業、業務対応
火曜:終日業務対応
水曜:2・4・5限目授業、業務対応
木曜:終日業務対応
金曜:1・2・4限目授業、業務対応
土曜:2~5限目授業、グループワーク
日曜:授業課題・予習対応、夜グループワーク

入学希望者へ向けてのメッセージ

福原 政則 さん

起業に挑戦したい方や理系学部出身の経営者の方には、GSMがとてもお薦めです。GSMでは、起業家や異業種の経営者、海外からの留学生など多様なバックグラウンドを持つ学生と出会え、新たな視点やアイデアを得ることができます。また大きな夢や目標に向かって全力で取り組む学生を熱心に指導し鼓舞する教授陣や著名な講師、豊富な文理融合のプログラムがあります。理系学部出身の経営者は、経営に必要な知識を体系的に学ぶことができ、キャリアアップにつながります。
GSMでの学びは、夢や目標の実現、ビジネスを楽しいものへと大きく変える可能性を秘めています。ぜひ、勇気を持って一歩を前に踏み出し、新たな環境に挑戦してみてください。