この度、経営管理大学院では、溝畑観光庁長官に特命教授を委嘱することになりました。（特命教授とは実務の最前線で活躍中の専門家に委嘱する身分で、研究教育に参画してもらう制度。） 溝畑長官には、今年度新設した教育プログラム「サービス価値創造プログラム」において、観光サービス分野における実務教育をご担当いただくことになっており、５月２８日「サービス産業論」の中で初回講義が実現しました。 今回の講義の中心のトピックスは「観光立国」の概念。すなわち、「観光交流人口の拡大による日本の再生」を目指すとして、次のような重点施策について具体的な説明がありました。

• 訪日外国人を増やすこと
• 受け皿（コンテンツ）強化
• 国内観光振興と休暇取得の分散化

こうした議論と合わせて、溝畑長官の持論「高い目標を掲げて、日々その実現に向かう意欲を保つこと」などが、熱っぽく語られました。 なお、授業終了後の学生との意見交換会では、和気あいあいとした雰囲気の中、時に白熱した議論が交わされました。

 
特命教授室にて

講義の様子

学生との意見交換会の様子