平成24年7月1日に経営管理大学院に寄附講座「アジアビジネス人材育成講座」が開設されました。7月6日には、東京都内新丸の内ビルにて開講記念懇談会が開催され、本講座の関係者が一堂に会し、今後の共同研究の方向性について活発な議論がなされました。
本講座では、日本の産業界を代表する５社（株式会社三井住友銀行・株式会社野村総合研究所・大阪ガス株式会社・株式会社大林組・日本生命保険相互会社）と当大学院による２年間の産学協同での講座運営を実施します。
本講座では、当大学院と協定を締結しているアジア各国の有力大学・政府系機関等から派遣される講師陣とともに、アジアビジネスで活躍できるグローバル人材の育成を行うための教育カリキュラムの研究と開発に取り組みます。
本講座の特徴は、ますます成長・拡大するアジアビジネスの現場において必要とされる
（１）リーダーシップを発揮できる人材に求められる専門的能力の明確化とそれにふさわしい教育の仕組み作り
（２）当大学院が長年培ってきたアジア各国の有力大学・研究機関等との連携ネットワークを活用した一流教授陣の選定と現地フィールド実習を含む実践的コースの開発
にあります。
今後の講座活動としては、関連企業やアジア各国の提携大学とカリキュラム内容の研究に着手し、具体的なコース開発と教育方法の研究に取り組む予定です。
開講記念懇談会での集合写真