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2014.02.06

H26.1.21 若林直樹経営管理大学院教授がベトナム国家大学経済経営大学を訪問し、今後の研究協力の方向を話し合いました

京都大学経営管理大学院とベトナム国家大学経済経営大学は、2013年に部局間学術交流協定(MOU)を結び、相互に若手研究者を2,3ヶ月滞在し、研究させるなどの研究協力を行っています。

若林直樹教授は、今回の訪問で、Nguyen Hong Son学長(Rector)と会談し、MOUの締結について謝意を伝え、今後、相互協力を発展させることを話し合い、合意しました。
それに先立ち、Truc Le Nguyen副学長やNguyen Dang Minh研究協力部門長、京都大学経営管理大学院交流担当Nguyen Ngoc Thang博士らと、実際の研究交流について議論し、日越企業の国際競争力を明らかにする研究を今後共同で進めることで合意しました。
また、今後も若手研究者を中心に相互訪問をしたり、共同研究会を実施していくことを検討することを約束しました。

同日午前には、若林直樹教授は、ベトナム国家大学経済経営学部のTruc Le Nguyen副学長ら10人余程と共同研究会を開き、”Current Dynamics of Japanese Workers’ Organizational Loyalty and Career: From Perspective of Psychological Contracts Case Studies”についての講演を行い、ベトナム側の研究者と日本企業の現状と、その組織の持つ競争力のあり方について活発な討論を行いました。
また、現在3ヶ月ほど、ベトナム国家大学経済経営大学に訪問研究員をしている柿沼英樹氏より、越中の大学生の就職や企業定着意識についての国際共同比較調査の計画と進行状況についての報告もあり、これも活発な討論が行われました。
翌23,24日には、ベトナムに日本から進出している石垣ゴム工業及び日新電機の現地工場を共同で訪問し、日本からの進出企業の活躍について現地調査を共同で行いました。

ベトナム国家大学経済経営大学HP(こちら

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 Son学長とのMOU締結記念行事①  Son学長とのMOU締結記念行事②
 20140121 3  20140121 4
 Truc Le Nguyen副学長らとの研究協力の話合い  研究会で講演する若林直樹教授