当日は山崎氏より、ビジネス・ケース教材の執筆について主に3つの点について講演をしていただきました。
第一に、毎年7本前後のケースを作成している日本センターの執筆者として、ビジネス・ケース教材の基本的な執筆の仕方について概説していただきました。
第二に、京都大学経営管理大学院教員の作成したビジネス・ケースについてレビューをしてもらい、改善方向についてのアドバイスを頂きました。
最後に、近年のハーバードビジネススクールでのケースの傾向についてご教示いただきました。
特に、マルチメディア教材を含めて、多様な展開があることについて言及されておりました。
こうしたセミナーを踏まえて、京都大学経営管理大学院ビジネス・ケースシリーズのビジネス・ケースの内容の改善と発展に努めていく所存です。

昨年夏にハーバード・ビジネス・スクールのケースメソッドセミナーに派遣された鈴木智子専任講師の議論を踏まえて、ビジネスケース開発についての理解を深めました。