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2015.10.28

H27.10.21 道路維持管理能力強化プロジェクト(フェーズII)の第1回技術セミナーにて、京都大学が開発した道路アセットマネジメントソフトウエア「京都モデル」がベトナム全土で導入されることが決定しました

平成27年10月21日、ベトナムのハノイにて、「道路維持管理能力強化プロジェクト(フェーズII)」の第1回技術セミナーが開催されました。

「道路維持管理能力強化プロジェクト」は ()国際協力機構の支援のもと実施されているもので、「道路維持管理能力強化プロジェクト(フェーズI)」(2011年9月より実施)では、京都大学経営管理大学院が中心になって開発した舗装マネジメントシステム「京都モデル」が、ベトナム北部地域で試行的に導入され、2014年の9月に成功裡に終了しました。今回の「道路維持管理能力強化プロジェクト(フェーズII)」(2015年2月より実施)では、京都モデルがベトナム全土で本格的に導入されることが決定しました。

本技術セミナーでは、ベトナム道路庁(DRVN)の長官Nguyen Van Huyen氏を中心に、ベトナム側道路維持管理関係者だけでなく、日本政府関係者および技術者が約100名出席しました。また京都モデルを用いた舗装マネジメントの実践についての講演や「京都モデル」の他分野への展開可能性等について協議が行われました。
同セミナー前日にはベトナム道路総局(DRVN)長官(Nguyen Van Huyen氏)と協議し、今後の協力についても双方が確認しました。

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ベトナム道路総局(DRVN)の長官Nguyen Van Huyen氏と
小林潔司教授の協議
技術セミナーで「Road Asset Management in Japan (日本における道路アセットマネジメント)」と題し講演する小林潔司教授