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2016.02.05

H28.01.28 京都大学経営管理大学院附属経営研究センターが総本山醍醐寺と共同事業・研究に関する協力協定を締結しました

 経営管理大学院附属経営研究センター(センター長:小林潔司教授)は、総本山醍醐寺(壁瀬宥雅 執行長)と、醍醐地区を中心とした京都南部地域の歴史文化圏(=「テーマ・エリア」)としての活性化を目指した共同事業・研究に関する協力協定を締結しました。
 平成28年1月28日(木)、総本山醍醐寺 霊宝館において、国宝薬師三尊像が安置されている「内陣」を背に、厳かに調印式が執り行われました。

 本協力協定に基づき、経営研究センターと醍醐寺は、醍醐地区の様々な主体と連携して「日本型デスティネーション・マネジメント・カンパニー(DMC)」※1を設立し、世界有数の国際観光都市の一つである京都において、観光サービスの生産性向上と観光サービス産業とのネットワーク構築、宗派を超えた寺社間コミュニケーションの向上、ならびに新しい日本文化・コンテンツサービスの創造を目指した“京都文化体験発信基地”の構築を推進していきます。加えて、サービス価値の創造やDMC組織運営に必要な専門人材の育成に取り組みます。

※1日本型デスティネーション・マネジメント・カンパニー(DMC)」・・・継続的な活動・自立経営のための事業化を前提に、地域の稼ぐ力を引き出し、地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点を持った観光地域づくりの舵取り役。

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協力協定書にサインをする小林潔司センター長と壁瀬宥雅執行長 協定書を交換する小林潔司センター長と壁瀬宥雅執行役
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記者会見の様子 調印式で挨拶をする小林潔司センター長